臨死体験をしたカウンセラーが教える生きる意味とは

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Practical Psychology
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この間、ある映画見たんですよ。
結構一般には酷評レビューがあったりするんだけども、個人的には非常に良くて、涙なしには見られなかった。
 映画を見て、個人的に関係者はいないし、東京にいて現場にいたわけではなかったのに、東北大震災を思い起こさせる映像を見て、ショック状態になり、それまで自分では気がつかなかったけど、日本で起きたことに、深い心の傷跡を残していたことにも気がつけた。

 東北大震災だけでなく、阪神淡路もそうだし、古くは東京大空襲や沖縄戦、広島・長崎の戦争体験は、過去のこと、終わったこととして、今の人にとっては、なんの影響もないように見える出来事かも知れない。
 でも、日本人全体の過去として、日本国籍を持ったものとして、誰もが無意識に一緒にカルマ(傷跡)を背負っているんだ、っていうことを映画を見て痛感した。

東北大震災のときは、東京にいて、揺れもすぐ終わる、と思っていた。
ところが思った以上に揺れがながくつづき、ますます激しくなった。
天井が落ちるかというくらいたわみ、家具が倒れ、おさまったとおもったら、その後、情報をとるためにみたネットニュースで、海がたちまち溢れ、押し流されていく家や車の映像が流れてきた。
それが何を意味しているのか、解釈するのに時間がかかった。

 東北震災の被災者ではないので、自分が傷ついているとは思っても見なくて、でも映画を見た時に苦しくなった自分を感じて、ああそうか、被害にあった人だけではなく、それを見ていた人たちにも、同じ日本人にも、巨大地震はエネルギー的な深い傷を残していたんだ、ということにようやく気がついた。

 一瞬にして引き裂かれた家族やきょうだい、そして失った大事な人たちがあそこに大勢いた。その人たちとは、毎日毎日、互いのいろんな思いを共有し、感情的な豊かさを一緒に創り上げてきた仲間なわけで、それが、ある日突然、なんの心の準備もなく一瞬にしてお別れがきたとしたならば、ひとはどう乗り越えていけば良いのだろう。

 算命学でいう「自然淘汰」は、残された人にもダメージを残す、辛いお別れ。自分だけの問題では無くなる場合がある。だから、生きる本人の意識だけでなく、協働していたソウルメイト同士も意識を高く持って、みんなであがっていこうとしなくてはならない。その核になるのが、夫婦であり、家族だ。だから人間には仲間の星、石門星・貫索星・仲間を思いやる本能がそなわっているんだと思う。

物理的な肉体を互いにもっていても、もし昨日まで仲良くしていた人たちと、なにも伝えられずに突然わかれなくてはならない状況がきたら、とても辛いだろう。家族の行方不明や夜逃げとか、子供にとってのいきなりの引越しもそうだと思う。

 残された人は、それまでその人のためにあったエネルギー的な心の領域がポッカリとあいて、その穴をどうしていいかわからない。自分の心の一部を占める度合いが大きいほど、ロスになる。
 そしてそのエネルギー的な穴が開いた状態では、もとの日常生活が送れないので、ゆっくりと修復していくことになる。

いくら、あの世は永遠だよ、また会えるよ、と霊能者に言われても、理屈でそう簡単に解決がつくものではないだろう。
 時が解決してくれるよ、っていうのは、少しづつエネルギーの穴埋めをしてくれている状態のことを言っている。
時間がいくらたっても、立ち上がることはない。失われたエネルギー領域を充填できるようにならなければ、その領域が埋まらないままだからだ。

 そんなひとに相談を受けたとして、アドバイスしたとしても、理屈は表面的な慰めにしかならない。エネルギー体のほうが弱っているのだから、エネルギーの回復に努めなくてはならない。
 理屈を知ることよりも、自分のエネルギー体のケアが重要。
そこで、エネルギー体が完全に回復するまでの時間をしっかり取らないと、そのあと、ちゃんといきていけなくなる。表面的には修復されても傷が残る。
 エネルギーの知識があれば、安易に鑑定依頼を受けてはいけないケースがあることがわかっているので、実学算命学では依頼を受けない場合がある。
 お金をもらえれば、みる鑑定士もいるだろうけど、正直言って、のちに重大な過失につながる怖い判断だ。

そもそも、昔の人は、こういう状態を気枯れと言った。
ケガレ、穢れっていうけども、ケガレには二種類ある。
エネルギー的な汚れがついている穢れと気枯れの二つ。
この二つの状態が、人間は一番魔が差しやすく、危ない。
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