ついに始まったね...大峠か

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あらゆるものの値段が上がり始めましたね。ついに、日本もインフレスパイラルに入りそうです。ものの値段が上がるのは、原材料が高騰するから。
でも、人件費はあげられない。だから給料は増えない。
 人々は、生活必需品を買いたいが、生活がひっぱくする。
そうはいっても、もらう給料が低くても、世の中失業者も多いので、ないよりはマシ、だから仕事にしがみつくしかない。インフレで上がったものの値段と給料に反映されるまでのタイムラグは、自分たちの預金でしのぐしかない。
そんなインフレスパイラルが目の前に来ているんですね。今。

十分に、用意していると思ってても、どんどんキャッシュはなくなるし、社会は、これから究極のだるま落としのようなことが起こることになる。
余裕のなくなっていく日本では、自分一人養うので精一杯で、子供はおろか、結婚すら選択できなくなるかもしれない。
イーロンマスクも、日本が消えて無くなるとツイートした。

 先にインフレが始まっているアメリカで、いま実際どう言うことが起きてるかと言うと、中小企業や自営業の飲食店が人がいなくて開店休業だそう。人がいなくなると言うのは、働いてくれる人がいないと言うこと。
 例えば、ガソリンが高騰しているので、車社会のアメリカ郊外に住む人は、ガソリン代を自分で出しているので、働きに行った先の時給とトントンになってしまう。だから応募しない。
 するとウェイターをやってくれる人がいないので、店は回らず、休業するしかないし、収益が出ない。

そして、飲食店などは原材料も手に入らなくなっていると言う。インドでも自国の食料を守るために、小麦の輸出をやめたそうで、輸入に頼っている系の原材料がどんどん入らなくなってきている。
日本でも自動車税がとても高くなってるし、原油も上がってる。軒並み、食品は1〜2割上がった。
こういうことが日本でも、アメリカと同じことが起きかねない状況にある。

じつはこれは10年前くらいから予測していたことで、これまで子供達の経験や習い事にお金をむちゃくちゃかけてたのも、今後は習えなくなる可能性が高いからだった。ユダヤ人の親がやるのと同じように、うちも無形の資産を子供の中に備える、と言うことをやっていた。
ユダヤ人のサバイバル意識には、すごいものがある。国を頼れない、追い込まれた流浪の民が編み出した価値観は現実面での効力が高い。

そして、並木氏によるといろんなものが壊れて、新しいシステムの土台ができるのが、2026年、遅くても28年。あと4年か...

日本は世界に比べるとまだマシとは言われているけれども、実際、状況は厳しいだろうな。

これまで、子供達には必要なものを十分にあたえる生活を提供してきたけど、今、考えているのは、子供達に不足の時代の乗り越え方を親としてどう教えていくべきかということ。
 わたしの子供の頃の生活は正直、不足だらけだったと思う。
服や靴などは、あればありがたい。デザインを選ぶとか好きな服を買うとかそういうレベルにはとてもなかった。しまむらだろうが、ユニクロだろうが、安いけど、長持ちして、そしてそこそこ長く着れるようなものがあればありがたかった。ほとんどのものがきょうだいで共有、それが当たり前だった。
 関西人は合理性とコスパを非常に大事にする。ケチと言われようがなんだろうが、そのコスパ意識は本当に大事なことだと思う。
自分は、それを昔、姑から教わった。
 だから、不足になったらなったで、そこに戻ればいいんだろうな、とは思ってる。そして不足を知っているから、どうやって工夫をすればいいかもわかっていて、あとからいろいろと身につけた知恵もある。保存食とか、栽培法とか。今年は、大豆を購入して、味噌もツボ三つ分作った。

 でも生活水準が上がって、自分の好きなものを選択できるようになってから生まれた、欲しいものや好きなものを選べる環境で生まれた子供たちにとって、これからの不足の時代がどういう時代として受け止められるのかは、少々心配だ。我慢、できるんだろうか??

それで、いま、子供たちにやっているのが、「お金」の教育。
子供たちに家庭内アルバイトをさせている。
お風呂洗って、二十円とかね。洗濯物を干して二十円とか。そんな単位で。
どのようにして、お金が家に入ってくるのかを学ぶために、自分で働いて、お金を得て、お金を管理し、好きなものを手にいれる。
駄菓子を買うくらいのお金に設定して、その中で買うものは毒物ではない限り自由という約束で、子供たちに給与の自由裁量権を与えている。

おもったよりも早くお金がなくなってしまうことや、仕事は自分本位でやってはいけないということにも、子供たちは驚いていた。
 実は、わたしはサービス残業当たり前の日本人の労働意識は、子供の時、無料でお手伝いを家でやらされていたことにあるんじゃないかと疑っている。
 親にいいように使われたあげく、家のことなんだから、やって当たり前でしょ、とみんなのために無料労働するのが当たり前の精神を家庭でしつけられているので、社会に出ても、会社という集団のために、無料で労働奉仕するのが美徳みたいに自動反応してしまっているのだと思う。
 そういう価値観の世界の中では、みんなのためにいいことをやるのに対価やお金を求めるなんて、下心を持って労働するなんて汚いわ、ということになる。いや、それは違うよね。ボランティアは趣味。仕事は、仕事でしょ。
本人がやりたくないことをやらせておいて、会社のため、みんなのためだから無料当たり前っていうのは、なしだと思うんだよね。ブラックな労働や残業手当なしに抵抗する日本人がもっと増えるべき。

働いた分だけ、ちゃんともらう。日本人は、この主張が当たり前にできないとダメなのかもと思う。我慢して働くいい人が増えるほど、法人の横暴がまして、社会がダメになっていくように思える。
あるとき、バスに乗ってたおばあちゃんに、子供にお金の話題なんてはしたない!と、しかられたことがあったが、そう言うのが一番いけないと逆に私は思う。お金はニュートラルなものだと思う。ただのツール。善でも悪でもない。
 契約だ。そういう意識を持っていれば、契約を果たさない相手が現れた時に、ちゃんと主張できる子供になると思うので、うちではきちんとお手伝いに対してお金を払うようにしている。

お手伝いでお小遣いを得ることの効用のひとつは、こどもが自分の行動が自分の未来を決める、ということを学ぶことだ。
欲しいものがあるたびに親に頼まなければそれが手に入れられないという状況に置かれた子供と、欲しいものがあった時、遠くても地道にコツコツためていけばそれは必ず手に入る、という環境条件がある子では、未来に対する姿勢が違うと思う。

自分の人生は自分がコントロールしている、と感じられる子は、積極的に能動的に人生を生きられる。
日本人が人生に受け身なのは、結局どこでそうなったかというと、子供の時に親という権力者に支配されるのが当たり前だったからだ。
これまでの子供は、学校に入れば、目上に命令されたことに忠実にこたえることで、社会的な評価と居場所を得た。

もちろん親の支配と子供の権利の良いバランスはあるだろうと思う。どっちが良い悪いとは言えない。
でも親側が、子供の権利を一人の人間としてちゃんと尊重して育てたなら、成長後も社会との関わりの中で「自分の人生は自分のものだ」と当たり前に思って生きるんじゃないか、・・・・という、わたしのなかでの仮説なんだけど。

並木さんが自分で自分の人生を決めている、ということに気がついて、とワークショップの中で何度も何度もこれまでいってきたことは、結局、自分たちが子供の頃に洗脳されたパターンから抜け出ることでもあると思う。
 人の言うことをちゃんと聞くことが「いい子」と洗脳されたこと。

目上や親、人の言うことが果たして、本当に自分のためになっているのか。
それとも自分を道具として単に利用しているだけのことなのか。自分を支配する人たちと向き合った時、そういうことを疑って、確かめながら子供時代を送ってこなかった人にとっては、人生は疑いようもなく受け身になるべきものだと思う。

受け身になるとは、目上の言うことを聞き、周りが選んだことを自分も選び、求められたように無料で自分の時間と労働力を提供し、自分の本当にやりたいことは抑えて、他人の要求を聞いて、良い人になり自分の保身を図ると言う生き方のことだ。

こんな生き方はもうやめたい、そう思う人たちが風の時代を迎えて、いま、どんどん出てきている。目覚めの加速が始まっている。
受け身になっても、誰も自分の人生を背負ってなんてくれない。自分で自分の人生を背負うしかないんだってことに、みんなが、社会的な環境が逆風になった時に気がついていく。
お人好しの日本人から脱却していく。
本当の日本人の強さが立ち上がってくる。
20年前よりも世界の嘘に気がついている人数が確実に増えていると思う。
そんな気がしている。

大峠元年、今年から始まる。
覚悟がいる。
でも、みんな乗り越えられる。
乗り越えた先にきっと学べた感謝がある。

落ち込む日はあるかもしれない。
でも、今日と明日は違う日だから、気を引き締めながらも希望を持って進もうね。
先日の動画で、並木さんもシートベルトを締めてね!って言っていた。
いよいよ、大峠がはじまる。

















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