バイクは倒れるもの、倒れた分だけ強くなれる

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ある初心者ライダーさんのモトブログを見ていたら、納車直後に立ちゴケしてしまって、落ち込んでいるシーンがありました。

納車したばかりで立ちゴケは、精神的にダメージを喰らいます。

でも、安心してください。


初めてのバイクで、初めての公道なんて緊張しない人なんていません。
誰もが通る道です。
大小関わらず、バイクをコケさせた経験のない人なんていないと思います。
超一流のライダーだって、転ぶ時は転ぶんです。
それなのに、初心者ライダーが転ばないなんてあり得ないです。

だって、タイヤ二つなんですよ。


なんて不安定な乗り物なんでしょうか。

だけど、そこがバイクの魅力なんです。


転ばないバイクも開発されていますが、そんなものバイクではありません。(あくまで個人的な意見です)

暑くて、寒くて、不安定な乗り物がバイクなんです!
まず、そんな乗り物に乗ろうとした時点で、もう勇者です。
サバイバーです。自信持って下さい!

もし、立ちゴケや転倒してしまった時、思い出してください。
「あ、私のバイクライフ始まったな」と。
それもバイクの醍醐味の一つだと思います。

想像してみてください。
先の折れたレバー、傷ついたカウル、曲がったミラー、もげたウィンカー。
突き刺さる視線、焦り高鳴る鼓動、横になったバイク。
起きない車体、掛からないイグニッション、止まらない冷や汗。

ようこそ、こちら側へ。
立ちゴケしたあなたは強くなれる、いや、もう強くなった。

バイクは倒れるもの、倒れた分だけ強くなれるんです!


はい、タイトル回収できました。

今までのは、精神論で書いてきたので役に立たないかも知れませんが、最後に立ちゴケしてしまった時の実践的な対処法を書いておきます。

1.エンジンが掛かったままなら、エンジンを切りましょう。

2.一度、深呼吸しましょう。

3.後続車がいれば、一礼して、やっちまいました(∀`*ゞ)テヘッって顔をして、先に行ってもらいましょう。

4.もう一度、深呼吸しましょう。

5.バイクの左側から、ハンドルを握り、腰を車体にピッタリとつけて、腕の力ではなく、足の力を使って起こしましょう。この時に、勢い余って、反対側に倒してしまったら、二次被害が起こることも考えられるので、不安な場合は、素直に周囲の人に助けを求めましょう。

6.起こせたら、申し訳なさそうに車道の端、もしくは安全な場所にバイクを移動して、避難しましょう。

7.ここで一旦、休みましょう。(ここまでよくやったと自分を褒めてあげましょう)←ここ重要です

8.一休みしたら、キズなどの被害状況を確認しましょう。キズがあったら、ごめんねってバイクを撫でてあげてください。バイクとあなたの心のキズが少し癒されるはずです。

9.転倒直後はエンジンが掛からないこともあるので、焦らず、私はこの場所好きなんだよねって顔でたそがれましょう。

10.少し経ったら、安全な場所で何事もなかったようにエンジンを掛けてみましょう。

11.エンジンが掛かったら、後方確認をして少し走り出してみましょう。ここで異常な音や操作不能な点があれば、無理せずにレッカーを呼んだ方が良いでしょう。

とにかく落ち着いて、ゆっくりで良いので、安全な場所に移動させることが大切です。後ろに車がいても、あまり気にしないで大丈夫です。だって、車は4つもタイヤがついてるんで。

倒してしまったり、手間が掛かるほど愛着が湧くものです。
ひとつひとつのキズが思い出になります。
初めてのバイクは、特に記憶に残るものです。
あの時大変だったな、と笑える日がきっとあなたにも訪れます。
だからこそ、もし立ちゴケしたバイクを見かけたら、優しくしてあげてくださいね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
今後も初心者ライダーさん向けにブログを発信していきたいと思います!
宜しくお願い致します!




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