子育てにつかれていませんか?『べき思考』の罠

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こんにちは

臨床心理士のアイカです

子どものことはとても大切なのに、、

どうにもこうにもイライラしてしまう
可愛いと思えない時がある
子どもと過ごすのに疲れてしまった

そんなことはありませんか?

インスタやブログでは、
キラキラと楽しそうに子育てしている人がたくさんいるのに、、

なんで自分はそんな風にできないんだろう
子育てを楽しいと思えない自分は悪い親なのだろうか

と自分を責めてしまうことはありませんか?

もちろん、子育てを楽しめればそれはそれでよいと思います
でも、楽しめなくても、自分を責める必要はありません

「親なんだから、こういう風にするべき」
「お母さんなんだから、我慢するべき」
「親なんだから、子どもをかわいがらねばならない」
「お母さんなんだから、子どもに手をかけなければならない」

というように、
『親・母親・お母さん』という役割に縛られて、
『べき思考』になって、
自分を追い詰めていませんか?

そのような、
自分を苦しめてしまうような考え方のクセ(認知のゆがみ)は
自分で気が付かないうちに
自分を苦しめることになります

「こうあるべき」とわかっているのに、
「やりたくない」
「やる気が起きない」
「うまくできない」
ということが続き、しんどくなってしまいます

『べき思考』に陥りやすいのは、
本来非常にまじめなタイプの方が多いようですね

まずは、自分の『べき思考』に
気が付くところから始めてみましょう

自分の考え方のクセは、
自分のこれまでの生き方や経験から来ているものなので、
すぐに「なくす」ということは難しいかもしれません

でも、少し違う意見もないかな?と
振り返ってみましょう

例えば「母親なんだから、子どものご飯は手作りすべき」
と感じた時には

スーパーで他の子供連れの人を観察してみてください
きっと、出来合いのお惣菜を買っている人、
冷凍食品を買っている人、
フードコートで食べている人などが
たくさん目に入ると思います

じゃあ、次に
「母親なのに、子どものご飯手作りしなかったら』
どんな悪いことが起きると
あなたは思っていますか?

子どもに嫌われる?
子どもが病気になる?

スーパーのお母さんたちのお子さんを見てみてください
お母さんのこと嫌っているように見えますか?
不健康そうに見えますか?

意外とこれまで見えていなかった事実が
見えてくると思います

そうすると
「母親でも、いつもいつも手作りしなくても案外大丈夫」というように思えるかもしれませんね

苦しいなと思った時には、よくよく他の事実がないかを探してみると、きっと楽になれますよ




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