「トップ就活生が実践する面接の秘訣」

記事
学び

1.就活の面接をどうしたらいいの?

毎年就職試験が行われ、面接は就活生の悩みの種になっています。
「面接時の服装はどうするの?」
「ガクチカをどう語ったらいい?」
「質問の返答に困ったらどうしよう」
など、不安の種は尽きません。
この記事では、大手出版社に早期内定を果たした我が息子を例にとり、
内定を勝ち取るために、面接対策の秘密をお伝えします。

2.3回にわたる面接をクリアーする秘訣

大抵の企業では3回行われます。1回で十分だと思う人もいましょうが、各面接では違うことを重視しているのです。
1)1次面接は面接マナーを重視
  ア.社会人としてのマナーを身につけているかをみる
   身だしなみ、会話のマナーを確認します。常識的な最低限のレベルが身についていれば大丈夫です。この点に過剰にこだわる必要はありません。
  イ.自己PRが出来るかをみる
    エントリーシートの記載内容を題材にして、自分のPRをさせます。それを通じて、入社後にプレゼンテーションが出来る能力を持っていることを確認します。
  ウ.対策
    大学のゼミや社会活動を通じて能力獲得しているのが理想です。それが不足していると感じるならば、面接セミナー等で研修が必要でしょう。
2)2次面接は志望動機を重視
 ア.志望動機のはっきりした人を選ぶ
    企業がどんな就活生を求めているか考えてみてください。色々条件はあると思いますが、共通点があります。それは、本気でその企業に就職したいと思っているかどうかです。
「なんだ、そんなの当たり前」と言われるかもしれません。しかし、「本気で」言い換えれば「熱意をもって」が重要なのです。付け焼刃の動機では何も意味がありません。
 イ.2次面接成功例
    実例として、息子のケースを提示します。
    彼は子供のころから、漫画一色で生活していました。コミックスから始まり、ゲーム、アニメーションと何でもござれです。
    そうこうするうちに、漫画の編集者になるといい始めました。そして、自分で編集者への道を模索し始めたのです。
    早稲田大学の文化構想学部文芸ジャーナリズム科に進学し、編集系ゼミを専攻。サークルはタウン誌編集系のものと、漫画研究会に入りました。またアニメーション制作の中小企業でもアルバイトしています。
    3年生の終わりごろにカドカワのコミックス編集のインターンシップに参加。新しいコミックスの企画・提案をして、最終選考に残りました。面接では、今までの経験を切々と語り、面接官に大受けしたそうです。そして2月に早期内定を獲得しました。
    子供のころから漫画一辺倒で、その道を究め、漫画編集者となった訳です。漫画編集者への志望動機および熱意がはっきりと伝わり、面接官に受け入れられたのだと思います。こういった風に首尾一貫した志望動機を示すことが最重要です。
 ウ.2次面接の対策
    3つの面接の中でも2次面接が一番大切です。確固たる志望動機を熱意をもって語ることが必要であります。以下の4点を面接官に伝えましょう。
    ・なぜ自分はこの仕事を選んだのか
    ・なぜ自分はこの企業を選んだのか
    ・入社するために、今までどんな努力してきたのか
    ・入社したら何をしたいのか
    再確認しますが、動機を語るにあたり、「熱意」が必須です。面接官に熱意が十分に伝われば内定は獲得できます。言い換えれば、いかに本気で就職しようとしているかです。その条件を満たせば、自然に語りは熱を帯び、面接官を説き伏せられます。
3)3次面接は入社決意を重視
    2次面接までクリアーした人でも、応募した企業が第一希望でなければなりません。他の企業に内定が出れば、そちらに逃げてしまうので困ります。3次面接では、取締役が、その見極めをします。厳しい経営者の目は決して見間違うことはありません。
3.一番大切な秘訣は?
    面接をクリアーする必要十分条件は、希望する企業およびその仕事に対する「熱意」です。それを身につけるために、日ごろの大学生活と就活があると考えてください。
    皆さんの内定獲得ならびに就職後のご活躍を願っております。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す