塗り方と見え方について色々と書いてみる。

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デザイン・イラスト
観覧ありがとうございます!高梨慧です。
今回は何となく塗りについて書いておこうと思います。
半分は自分用!基本的に塗りが苦手な人間なので
どっかに書いておかないと直ぐ忘れるから…!←

なので、鵜呑みにしたらダメですよ!
メイキングじゃないですからね!
「下の画像でクリッピング」を極々最近覚えたような奴ですので!

今回描こうと思ったのは暇だったかry…は、まぁ横に置いといて。
「塗り方」がどうにも不安定なので
覚書も兼ねて置いておこうかと思いまして。
そんなに妙な塗り方はしてない…筈、なんですけどね?
気が付くと塗るのが下手になってる事があるので
画像付きで記録しておけば流石に大丈夫だろうと……
…だと、いいなぁ…。

まぁ、とりあえず1個ずつ画像の状態を載せつつ書いていきましょ。
適当な線画を描いてー…まずはこの状態にもっていく、と。

ブログ用002.png

…線画が明らかに使いまわし?気にしたら負けです。
そもそも衣装が違うのでちゃんと新たに描いてますよ!
……差分だけですけど。

作業段階1、ベタ塗り。バケツ塗り、色分けともいう状態。
レイヤーは…私の場合はこの状態だと
線画とベース色レイヤー2つの場合が多いです。
最近だと目の線画と目の色レイヤーを分割するようになっているので
多くても4つですねー。

…だって下の画像にクリッピングとか使って無かったんですもん…。
色域選択で都度ベース色のレイヤーから選択して塗ってましたが何か!
レイヤー数が多くならないという利点はありますしね。
細部の色の変更をしたいときに一手間あるくらいで。

線画が細かく描きこまれてて綺麗なやつだとこの状態でも十分ですよね。
後はシンプルなラインの…マスコットとかその辺りのキャラ。
ラバーストラップとかはそんな感じですし。
原色に近い方が見栄えがする気はします。

ブログ用003.png

作業段階2、1影を塗った状態。
場合によってはこれで完了でも良くない?な仕上がり。
ぶっちゃけ一番加減がわからない段階です。
影をザッと入れます!とかそんな感じで説明が完了されちゃうアレ。
奥側に影を多く入れる…ってその加減が毎回謎なんですよねー…

個人的な覚え方としては
「迷ったらパーツごとに光が当たっていない側を1/3くらい適当に塗る!」
…で、後からさらに光が多く当たってる側の影を削っていって、
影になってる側の方は増やしておく…ですかね?
皺の入り方は…あれです、とにかく実際の写真なんかを参考に
どうにかしてください、くらいしか…。

服飾学んでいたのでデザイン画を描くのに必要な
知識やら技法やら一通り触れてますけど最終的には
「参考の絵などから自分なりの塗り方を早めに身につけましょう」で
片付けられましたもん。数描いてりゃ何とかなる筈!と。
それが分かれば苦労はしないのですけどねぇ…( ノД`)シクシク…

ブログ用004.png

作業段階3、ハイライトの追加。
この段階も毎回加減がわからないと言えばわからないんですけど
比較的好きな作業です。
つやつやキラキラした感じのイラストだと一番楽しいかもしれませんねー。

影の入れ方とは逆で、光が当たっている箇所に入れていくんですけど
度合いとしては影よりは少なめ、かつ一か所の範囲は狭め…ですかね?
ガッツリ塗っちゃうとベースの色が塗り潰されて
影の色ばかりが目立つようになるので。

髪に細かく入れていくとキラキラした感が出るような気もしますが
バランスがめんど…ではなく、難しいので
頭身高めの立ち絵や一枚絵等でたまーにやるくらいで
普段は大体アッサリめに入れてます。

…そうしているつもりではあるんですが
影の塗り方も含めて度合いが見事にバラバラなんですよねぇ…。
妙に見えなければセーフ!という事にはしてますけど。
こう、何故かもっと手を入れないとダメでは?という気がしちゃって
どうにも加減が安定してくれないんですよね。

…で。大体段階2、もしくは3で完了でもいいんですけど
もうちょっと手を加えたい、あるいは
「どうしてもうまくいかん…!」な時は更に以下を追加。

ブログ用005.png

追加作業1、2影をエアブラシでザット入れる。

作業段階2よりも黒みがかったもの、もしくは
ほんの少し色相をずらした暗色をそれぞれのパーツの影の境辺りから
うすーーーーくグラデーションを入れるつもりでざっと塗ります。
あ、2影用のレイヤーの配置はハイライトのレイヤーの下です。
同じレイヤーに塗っちゃったら修正したいときに塗り直しになりますから
確認は大事ですよ!←何回かやってる

…乗算レイヤーなら影の色は同じ色でも問題無い?
それ知ったの最近なんですよネー…
試しに使ってみたんですけど、色の出方が私には予測付きにくくて
かえって使いにくかったので諦めました←

…あ、背景付きの一枚絵で人物の上に
大きく影を追加で入れたいときに使ったときにはなかなか良かったので
全く使わない事は無いとは思いますよ、一応。


多分普通2影というと部分部分に更に暗い色を入れたい場合なんかに
使うんでしょうけど、私の場合はだいたいこんな感じでつかってます。
…アニメ塗りがメインでも暈しを使ったらダメとかな決まりはないので!
ぼかす事で影の入れ方の不自然さを若干緩和出来るという利点がありますし、
何となく深みが出る気が。※個人の意見です
デメリットとしてはパキッとした塗りの感じが薄れちゃう所ですかね?
塗り込む範囲にもよりますけれど。

で、このままだとちょーーっと暗くなってしまっているので
こちらの作業もセットで追加。

ブログ用006.png

追加作業2、エアブラシでハイライトを追加。

暗くなったなら光を足してしまえば良かろう!という事で
大きめのサイズのブラシでざっくりふわっとハイライトを追加します。
…これはちょっと入れすぎて白飛びしている気がしなくもないですが。
白っぽくなり過ぎたらレイヤー表示の不透明度を弄れば
程々に軽減できる…はず!
大体調整がおわればこれで完成。

ちなみに最初からエアブラシで光を入れると私の場合
何故か上手くいかないので大体このやり方をしています。
影の入れ方はたまーにエアブラシのみで入れたりもしますが。


とりあえず私の作業工程だと大体こんな感じが基本ですかね?
2影を普通に追加で塗ったり、
2影の工程はナシでエアブラシでハイライトの仕上げ追加をしたり、
光と影の色をちょっと変わったものにしてみたりと
微妙に違いが無くはないですけど。

個人的に好みなのは作業段階3の感じではあるんですが
この状態だけで上手く塗れるのって
等身低めのデフォルメ調なキャラくらいなんですよねぇ…
困った時のエアブラシ!はなるべくしない様にしたい所ですけど
中々上手くいかないのが悩み。


…まぁ、綺麗に見えれば何でもいいんですけどね!
ツールを変えてから使えるようになった機能も多いですし
きっとこう、もうちょっと何かイイ感じに塗りやすくなるやり方も
出てくるでしょうしね!…多分、きっと、恐らくは!

ブラシ素材がいっぱいあるのがとりあえず嬉しい今日この頃。
…今まで地味に手書きしてたのが省けるってホント助かります…
レース柄とかは見ていても楽しいですしね!
装飾過多なデザインは作業量的に死ねるのが難点ですけど!


では、今回はこれにて記事〆とします。
長々とお付き合いどうもありがとうございました!

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