【最新情報】TikTok(ティックトック)収益化と事前準備について

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2020年1月、ついに日本でのTikTok(ティックトック)の収益化が開始されます。10代の若者を中心に爆発的人気を誇るTikTok。徐々に20〜40代の認知度も上がってきており、TikTokは「若者の暇つぶしツール」から「大人のマーケティングツール」へと変化してきています。かつてYouTubeがそうだったように、このようなプラットホームの次のステップはユーザーの収益化です。クリエイターがその広告的価値に応じて報酬を受けるようになる事で、積極的に動画を投稿するようになり、より高いクオリティのコンテンツが充実します。このことから収益化は「TikTok運営」「クリエイター」「視聴のみのユーザー」の全員にとって嬉しい話題だとわかります。今回はティックトック収益化の仕組み、収益化基準、そしてTikTokでお金を稼ぐために今からやっておくべきことなどをまとめてみました。


TikTokの収益化までの歴史と経緯

TikTok CREATOR’S LAB2019
TikTokが収益化について初めて公式に触れられたのは「TikTok CREATOR’S LAB2019」でした。この時、TikTokを運営するBytedance(バイトダンス)の日本法人の西田副社長は2019年中にはTikTokのクリエイター向けの収益化プログラムを開始すると発表しておりました。2020年の2月になっても、まだ収益化プログラムというものは始まっていませんが、なぜここにきて収益化が直前であるというニュースが賑わってきたのでしょうか?その答えはTikTokのアプリの中にあります。

追記:2021年1月から、ついにTikTokでの収益化が開始されました。2020年の12月6日に開催された「TikTok CREATOR’S LAB. 2020 -REFLECTIONS-」にてギフティング機能(投げ銭)が始まると発表されました。

実はアプリ内では既に収益化機能が実装済みだった!
いつからTikTokで収益を得られるのか気になっていたユーザーも多いことでしょう。実はTikTokのアプリのバージョン9.7.0以降にはマイページから「ポケット」という項目が追加されていました。こちらをタップすると「イベントの報酬」「収益の残高」「取引」「引き出し」という用語が並んでいるのが確認できます。この機能を使って自身の収益を管理することができるのです。


TikTokでどうお金を稼ぐのか?その条件とは

TikTokでクリエイターが収入を受け取るには、どのようにしたら良いのでしょうか?TikTok自体は無料で使えますので、広告による収益を得ていることがわかります。ではクリエイターはどのようにして収益を得る事ができるのでしょうか?現在収益化プログラムがあるYouTubeなどを元に推測すると3つの収入を得る方法が考えられます。

追記:TikTokで収入を得る方法の第1弾として発表されたマネタイズ方式は投げ銭方式でした。2020年から人気のクリエイター2000人を中心に始まった「TikTok LIVE」にて投げ銭が可能です。元々中国版ティックトックでは使われていましたが、日本でも使えるようになりました。現在このライブ配信機能を使えるのは一部の有名TikTokerのみで、この機能が使えるようになる条件も公式の発表はありません。

広告収入
TikTokにはInfeed(インフィード)広告、Takeover(起動時画面)広告、Tag Challange(タグチャレンジ)広告という3つのタイプの広告があります。YouTubeのように一つの動画にいくつの広告がついているかが換算しにくい形式ですので、運営がトータルの広告収入をクリエイターたちの再生回数に応じて分配する方式となる可能性があります。

投げ銭
日本では17Live、Pococha、 SHOWROOMといったライブ配信専用のアプリが人気ですが、実は中国版TikTokでは既にライブ配信機能が実装され、視聴者からの投げ銭を受け取る事ができるようになっています。直接的にティックトッカーを支援できる投げ銭機能は一般ユーザーにとっても嬉しい機能です。

企業案件
一部の有名ティックトッカーは、既に企業案件のオファーをもらっています。動画の中で商品やサービスを紹介したり、Tag Challangeで人気のクリエイターを起用したりした際に、そのPR費として報酬を受け取ります。広告収入や投げ銭と違って、運営による手数料の差し引きがありません。YouTubeと違って芸能事務所に所属していないとなかなか案件の受注は難しいかもしれませんが、一案件決まるだけでもまとまった金額を得る事ができるので重要な収入源と考えるべきでしょう。


気になる収益化の基準、条件

YouTubeで広告収入を得たり、ライブ配信をできるようになるには一定の収益化審査基準というものがあります。審査を通過し、パートナーシッププログラムを結んだ人だけが収益を得る事ができます。ではTikTokはどのような収益化基準なのでしょうか?現時点では公式の発表がない以上あくまで予測でしかありませんが、YouTubeなどの収益化基準からある程度推察することは可能です。YouTubeの収益化の絶対条件は「直近12カ月間の総再生時間4000時間以上」と「チャンネル登録者数1000人以上」です。また熱心なファンの存在や高評価、コメントも審査時にみられる項目と言われています。このことから予測するとTikTokにおける収益化の指標は以下の7つです。

①フォロワー数
②総再生回数
③総再生時間
④総いいね数
⑤総コメント数
⑥平均いいね率
⑦平均コメント率

具体的な数字をあげるのは難しいですが、これらの項目から一定の基準を満たした場合に収益化の承認がされるのではないかと考えられます。また人気ティックトッカーの内山さんが運営するYouTubeチャンネル「TikTokラボ」ではフォロワー数10万人フォロワーは必要なのではないか?と予想しておりました。

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TikTokで収入を得る為に今からできる事

現時点では収益化の条件は公表されておりませんが、かつてYouTubeがそうであったように、お金の流れには先行者利益という考え方が存在します。いち早く業界に参入した人が優位に立ち、最初のおいしい利得を得る事ができるという考え方です。ティックトックで収益化が当たり前になった時にあなた自身が先行者のポジションに立っていられるように以下のことを意識してTikTokを運用しましょう。

出来るだけたくさんの動画をアップする
先ほど説明した指標の観点から、多くの動画本数を出しておくに越したことはありません。本数が多ければ多いほど、総再生回数や総再生時間を稼ぐ事ができます。ティックトッカーにとって大きな躍進となる「おすすめに乗る」可能性もあがります。以前「TikTokでおすすめに乗る方法」を記事にまとめておりますので、是非チェックしてみてください。

統一感・自分の色を出す
フォロワーを増やす為には統一したテーマを決めておく必要があります。おもしろ系、教育系、日常系、スゴ技系など様々なテーマがTikTokにはありますが、気になった動画のアカウントが他にも同じようなテーマで動画を上げていたらフォローしたくなるはずです。無理のない自分の得意な分野で、統一感のある編集を心がけましょう。

インサイトで自分のアカウントを分析
YouTubeではアナリティクス機能というものがあるのをご存知でしょうか?自分のチャンネル登録者の年齢層、性別、住んでいるエリアなどを分析する機能があります。TikTokでも最近「プロアカウント」というものに切り替えができるようになり、切り替え後は「インサイト」という分析機能が使えるようになりました。切り替え方はこちらです。

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設定>アカウント管理>プロアカウントに切り替える>カテゴリーを選択>電話番号認証>完了
という流れで、時間は1分とかかりません。切り替え後、インサイト機能が使えるようになります。TikTokインサイトでは以下のようなことが見れます。

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特に月額が発生する訳ではありませんので、早めにプロアカウントに切り替えておきましょう。もし余裕があるなら、これらの数値はエクセルなどでまとめておくと収益化が本格化した時に良い参考になるでしょう。

コメント欄の管理
TikTokのコメント欄は荒れやすいことで有名です。ユーザー層が若い事が大きな理由だと考えられますが、クリエイターが意図せず、視聴者同士で揉めたりします。どんなに素敵な動画でも、子供やペットの動画には「かわいそう」「虐待だ」などと言ったコメントが寄せられます。アンチコメントにいちいち返信する必要はありませんが、TikTokに広告を出したい企業目線で考えれば、コメント欄がいつも炎上しているティックトッカーに自社製品を紹介してもらいたいとは思わないでしょう。コメント欄は小まめにチェックし、心証の良いコメントにはコメント返信やいいね を送り、アンチコメントはスルーするか、酷いようであればブロックするようにしましょう。

収益化基準を簡単にクリアする方法

TikTok収益化に向けてやっておくべきことはたくさんありますが、仕事の合間や他のSNSと同時に運用していくのでは時間が足りません。もっとコンテンツ作りに集中して、手っ取り早く収益化基準をクリアしてしまいたい人にはSNSiusgでの購入をオススメします。iusgではTikTokのフォロワー、いいねを購入することが出来ます。既に人気のティックトッカーと比べ、自分のアカウントには何が足りていないのかを分析し、購入して補填するようにしましょう。

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まとめ

今YouTuberが世間からの認知度が高まり、小学生のなりたい職業にも選ばれるようになったり、芸能人が活動の拠点をYouTubeに移したりしています。近い将来、ティックトッカーが同じように職業として認められる未来があるかもしれません。みんなでTikTokを盛り上げていきましょう!


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