PC仕事をラクチンに ~「コピペ」でラクラク!!

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PC仕事をラクチンにしたい!
きっとそう思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし周りを見ていると、せっかくのPCの便利機能が意外と使われていないな~と感じることがよくあります。

今回は入力作業でよく使う「コピー・ペースト」(以下『コピペ』と書きます)について紹介していきます。ちょっとした操作や設定を知っているだけで、面倒な入力の手間が省けて時間も短縮できるので、ぜひ利用してみてください!

◆右クリック不要!~「ショートカットキー」を使いこなす

コピーしたい文字を「右クリック―コピー」、貼り付けたい先で「右クリック―貼り付け」は基本的な動作です。1日に何度もこの動作をしている人は多いのではないでしょうか。この作業は「ショートカットキー」で少し楽にすることができます。

・コピーしたい文字を選択したら、キーボードの「Ctrl」と「C」同時に押します。これだけで「コピー」されます。

・次に貼り付けたい場所にカーソルを置き、キーボードの「Ctrl」と「V」を同時に押します。「貼り付け」できました!

2つのキーの同時押しは面倒に感じるかもしれませんが、慣れるとかなり楽になります。

コピーする文字などを「Shift」+「矢印」で選択するとコピペ作業自体をマウスやタッチパッドに手を伸ばしたりせずにキーボードの中で済ませられるので、コピペが頻繁な場合は特に便利に感じるでしょう。

◆「テキスト」「値」だけ貼り付けて作業を減らす

コピペは楽ですが、元のファイルとコピー先のファイルのフォントや設定が違う場合、貼り付け先でまたフォントやサイズを直す必要があり「結局入力のほうが早いのでは?」と思うことはないですか?

その作業は「値」や「テキスト」だけを貼り付け(ペースト)することで解決します。

やり方は貼り付けオプションで「形式を指定して貼り付け」で「値」を選択するか、またはショートカットキー「Ctrl」+「V」+「Shift」を使うだけ。

右クリックで貼り付ける場合、画像の赤い丸で示したマークをクリックすると同じ効果があります。
copipe2.jpg

copipe3.jpg

電子的に文字・数字のみの情報が貼り付けられるので、コピー先でのフォントや書式の設定を崩すことなく、いちいち設定をやり直す必要がありません。

◆クリップボードの履歴は超便利機能!!

『さっきもコピーした文字を何度も使いたい!』
…と思ったことはありませんか?実はできるんです!!
「Windows(マーク)キー」+「V」を押してみてください。「クリップボードの履歴」が現れ、数回前にコピーした文字がクリックひとつで貼り付けられます!

始めて「Windows」+「V」を使用したときは「履歴を表示できません」と表示されますが、下の青い「有効にする」ボタンを一度押せば使用できるようになります。

これは本当に便利なので、ぜひ有効利用してください!


◆Excelで使えるコピペの便利技

上記では主に文字や数字のコピペを想定して便利な方法を紹介しましたが、Excelで使える便利なコピペ技もご紹介します。

・「書式」「数式」をコピペする
 上記で紹介した右クリックメニューから「書式だけ」「数式だけ」貼り付けることが可能です。セルの内容を変えずにフォントなどの書式を揃えるなど便利に使用できます。

・コピー元セルの右下角をダブルクリックする
 表の一番上に数式や文字を入れて、下の各行に同じ内容をコピーするときに便利です。
 セルの右下角にポイントして下までドラッグする方法もありますが、ダブルクリックひとつで一斉コピーできるこの機能は大変便利です。ぜひ覚えておきましょう。
 ただし、残念ながら「横方向」へのコピーはダブルクリックではできません。右下角のドラッグまたはコピー・ペーストで対応してください。

・「行列を入れ替える」
 縦横を入れ替えて貼り付けができます。元データは各項目が縦に並び、まとめたいコピー先では横に並べたい、という場合にコピペだけで縦横の並べ替えが出来てとても便利です。

この記事が普段の仕事でコピペにイライラしている人のお役に立てれば幸いです。

※PC仕事で「面倒くさい」「わかりにくい」と思っていることはありませんか?
 専門家ではありませんが、ワープロ時代からPC黎明期を経て、長年現役でPCを業務使用しているベテラン(笑)ですので、アドバイスできることがあれば記事にしいていきたいと思っています。

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