さて、翌日HONDAのディーラーさんへ。
約束の日時に行き、再度試乗。ドライビングポジション確認や収納の位置確認。
そして営業マンと打ち合わせをします。
「トヨタさん、かなり頑張ってくれちゃってまして。結構値引きしてもらったんですが、HONDAのストリームも気になるし・・・。自分が実際乗った感じは、ストリームのほうが好きなんですよね。ただ、値段もありますし、迷ってます。再度お見積り願いますか?できれば安くしてくれると色々と調整もつくのですが・・・。」
営業マン「かしこまりました!頑張らせていただきます。少々お待ちください」
で、待つこと10分程・・・。
営業マン「〇〇さん。こちらの金額が限界です!これで決めてもらえないでしょうか!?」
ホンダさん。この時点でかなり本気で値段出してきました。
車両本体価格▲240,000
オプション▲150,000値引きしてきました。
やはりここでも「う~ん。。なるほど・・・。お見積りありがとうございます。すごい頑張ってくれましたね。でも、ちょっと考えてみます。一人では決められないし、家族とも相談してみます。」
営業マン「いやいや!〇〇さん!ここで決めてもらえないと、この金額では後からでは厳しいかもしれませんよ!?」
自分「えぇ~?いや・・・困ったな・・・。でも、すぐには決められないので、値段が今回限りだったとしたらそれも御縁なのでその場合は諦めます・・・。」
営業マン「わかりました。では、いつごろまでにお返事貰えますか?」
自分「はい。仕事で忙しい期間というのもあるので、1週間ほど時間頂けますか?」
営業マン「わかりました。またご連絡させていただきますね。」
自分「はい。ありがとうございます。」
チェックポイント⑧営業マンとの会話
営業マンも車を売るプロです。しかも担当が店長や次長クラスになってしまった場合は相手も百戦錬磨ですので、交渉の主導権が相手側に渡ってしまう、また主導権をいつの間にか奪われてしまう事もあります。
また、営業マンにはノルマもあるので、期間や売りたい時期、車種もあります。なるべく早く決めてくれれば自身の収入にも繋がるし、労力を他のお客にも回せるので、できれば早く決めてほしいのが本音かと思います。
こちらも、車を買うか、買わないか迷ってるお客を嘘でも演じていかないと、
「あ、このお客は冷やかしだな」と愛想をつかされ
「ではまた気になったときにご連絡くださいね^^」等と
突き放されてしまう可能性も(汗)
このあたりのやりとりが一番交渉で難しい場面です。
経験から言うと
「あくまでも誠実に約束は守る」「でも優柔不断」
「一人では決められない(たとえ決められても)」というスタンスで臨めば、
雰囲気にのまれて契約・・・とはならないと思います。
また、「今回だけです」「今日だけの価格です」等の場合でも、
例え限定キャンペーンと銘打たれたとしても、大体は後日でもどうにかなる場合が多いので、あまり気にしないほうがいいです(笑)
営業マンは1日でも1秒でも早く、いいお客に買ってもらいたいのですから。
なのでなるべく急かしてきます。が、ここで耐えないと限界値引きは引き出せませんので、頑張りましょう。
さて、帰宅後、トヨタの営業マンから連絡がありました。
営業マン「〇〇様、お電話失礼いたします。お車の件ですが、ご家族様とはご相談はされましたでしょうか?
「ハイ。相談しましたが、なかなか結論が出なくてですね。。。実はあの後
ホンダさんからも連絡があり、再試乗して家族はホンダを気に入ってしまって。。。しかも、値引きもかなりやってもらえて。
それでちょっとまだ結論が纏まらないんですよね・・・。どうしたらよいでしょうか・・・。」(軽く嘘も交じってますが、あくまでも交渉材料です)
営業マン「そうなんですか!ホンダさんも頑張ってるんですね。うちもでは精一杯頑張らせていただきますので、お越しいただける日程等調整できますでしょうか?」
自分「はい。調整してみます。来週末日曜日の〇時なら可能ですが、大丈夫でしょうか?」
営業マン「はい。ではお待ちしております。」
というわけで続きます。