こんにちは。
たなか まり*心のナースステーション*です。
働く人の健康を最優先に考える職場作りに取り組んでいる健康経営優良法人制度「健康経営」という考え方があります。
これは、平成26年度から経済産業省と東京証券取引所とが共同でおこなっているものです。
「健康経営」とは?
従業員の健康増進を重視し、健康管理を健康課題として捉え、その実践を図ることで、従業員の健康の維持増進と社会の生産性向上を目指す経営手法のことをいいます。
なんか堅苦しい…。🤔
簡単に言うと、
従業員を馬車馬みたいはたらかせる、ブラック企業と違い、働く人を大切にあつかってくれそうな、ホワイトなイメージの企業です。
「生活習慣病を慢性化する前に予防できれば、人はもっと健康寿命がのばせる」という考え方は、前回の記事でも紹介しましたし、今の日本が一番提唱したいことだと思います。
世界一の長寿国である日本では、全人口に占める高齢者の比率が急速に高まっています。
2050年には人口の40%近くが65歳以上になり、医療費は60兆円、介護保険給付費は21兆円に達すると予想されているのです。
ですが、高齢化それ自体が問題なのではなく、慢性化した生活習慣病を持っているために人生最後の数年間に使われる、多額の医療費が問題なのだといわれています。
生活習慣病が慢性化する前に自分の生活を振り返って、食事、睡眠、運動などで正しい生活を送るように行動を変えることができれば、健康寿命がのび同時に医療の問題も解決する。
そこで、従業員の健康管理を経営的視点で捉え、戦略的に取り組んでいる企業を「健康経営銘柄」として認定し、選定された企業を経済産業省のホームページに紹介しているのです。
なんとなく、働く人を大切にしてくれそうですよね。^ - ^
もしこれから、就職をお考えの方がおられたら、経済産業省のホームページは要チェックですね。
ひとは人材(材料)じゃない。
ひとは人財(財産)なのですから。
ちゃんと一人ひとりの健康を大切にしてくれる職場で働きたいですよね。
その中には、男女性のライフサイクルへの理解が必要です。
女性では月経、妊娠出産、更年期など女性ホルモンの変化、男性では男性ホルモンの低下による不調など、ホルモンに関連した男女の心や体を正しく知ってフォローがもっとできる社会になればいいと思います。
そのために、声をあげて社会全体の理解とバックアップが普通に行われる日が来ることを願い活動を続けて行きたいと思います。