『恥ずかしがらないで、ちゃんと言おうぜ』
栗山英樹
p.47 PHP No.903
株式会社PHP研究所
刺すような日差しが暑い日が続いたと思えば、今度は台風の続けての日本列島上陸。
なかなか、夏を満喫するような気候にはならないのが残念です。
冒頭の一文は、前回のワールド・ベースボール・クラシック日本代表監督の栗山英樹さんの言葉です。
栗山監督は、ご自身をリーダーや指導者ではなく、マネージャータイプの監督だとおっしゃっています。
選手に「お前のことを信じている」とか「お前のことが大好きだ」というように、ストレートな表現で言葉をかけるそうです。
自分の気持ちを素直にぶつければ、選手たちはまっすぐに受け止めてくれると感じているからだそうです。
この文を読んで、私は自分の思いを言葉にしてちゃんと伝えているだろうかと思いました。
それはマネージャーとしてではなく、普段の生活や、仕事などの場面においてです。
照れくさかったり、言わなくてもわかるだろうと思い、『言葉にしてちゃんと伝える』ということをサボってはいないか。そんなことを思いました。
お盆や夏休みで、帰省をしたり、普段なかなか会えない人と会う機会がある方も多いことと思います。
いつもだったら、恥ずかしかったり照れくさかったりして、相手に伝えていない思いや感謝を、言葉にして伝えてみてはいかがでしょうか。
その伝えたい相手が、いつまでも自分の近くに居てくれるとも限らないですし。
『言葉にして伝えていないことはなんだろう』
伝えたいことはあるけれど、上手く言葉にできなくて悩んでいる方。
自分の想いを相手に伝えるのが怖くて悩んでいる方。
いつでもご相談ください。