【今の自分を受け入れる】辛い状況を乗り越えるには心のしなやかさが必要。

３月に入り気持ちが不安定になっている方や不思議と状況が辛いと感じる方が多くいらっしゃいます。

３月、４月は環境が変わる時期でもあり、季節の変化、

気温の変化がメンタルにも影響を及ぼします。

環境の変化をきっかけにメンタルが病んでしまったりすることは原因が分かりやすいのでまだ良いのですが、特に原因も分からず急に気持ちが不安定になったり動悸が激しくなったりすしたら少し立ち止まって今の自分を見つめ直して下さい。

今の体調不良は何かしらのサインと捉え、力技で乗り切ろうとせず、

人間生きていれば調子の良いときもあれば悪い時もあるくらいの考えで

「心のしなやかさ」を持って下さい。

周りと自分を比べたり、SNSで関係のない人の自慢に流され「自分はなんてダメなんだ」と思う方が多くいらっしゃいます。

また、受験や就職に失敗をして人生終わったと思う学生も多いようです。

実際、最近学生の自殺のニュースをよく耳にします。

自分に対して過大評価や自信の喪失からくる不調もあるのかもしれません。

私の話ですが、昔学生としてマイアミに滞在していた時期に選択科目の授業がありました。

私は周りよりも2週間程遅れてその授業を選択し受けることにしました。

もともと勉強ができるタイプではありませんが、当時自分なりに頑張っていた時期でした。

ある時、選択科目のテストがあり周りはみんな高得点の中私はぜんぜん点数が取れませんでした。

『やっぱり自分は頑張っても周りと同じようなレベルにならないんだな』思いました。自分なりに努力もしていたのでショックでした。

そして採点されたテストと一緒に先生から「とても凄いね！」という言葉をもらいました。

当時はまだ若かったという事と慣れない言葉と文化という事もあり、かなり腹が立ったんですよね。

心の中で「こいつバカにしてるな」と思いました。

授業が終わってから一人でその先生にところに行き、

「自分が一番点数が低いんだから凄いわけないだろ」と喧嘩腰で言いました。

今思うと若さと勢いってとても良いですね！(笑)

しかし、その先生は真剣に私と向き合いこう言いました。

「周りより遅れて授業を受けたあなたが、努力をしてこのテストで点数を取った事が凄いと言った。テストの点数如きで人と比べる必要はない。」と。

自分に全く持ち合わせていなかった斜め右からの観点にやられましたね。

もちろん泣きましたよ！

悔しさ嬉しさが混じったよくわかない気持ちでしたが！(笑)

受験や就職活動で志望校や職場に行けないことは確かに辛いかもしれません。

今いる場所が自分が望んでいた場所と違い嫌な毎日を送っている方も多いと思います。

ただ、人生は思い通りにはなりません。

生きていれば謎の障害が訪れます。

辛く苦しい障害を乗り越える方法より、それに向き合うことがよっぽど大切だと私は思っています。なぜなら障害は人生が続く限り訪れるからです。

向き合うための心のしなやかさがあれば、辛さや苦しみの中から喜びや楽しみを見出し人生を好転していけます。

それでは、また(^^♪