”鍼”治療や”お灸”治療って、受けたことありますか?

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コラム

突然ですが、”鍼”治療や”お灸”治療って、受けたことありますか?


”鍼”治療って聞くと、
「痛そう!」だとか「怖い」
感じる人もいるでしょう。

また、”お灸”治療は、
「熱そう!」だとか「火傷しそう!」
悪いイメージを感じる人もいるでしょう。

こう考えてしまうと、選択肢の一つである
「東洋医学」を放棄してしまいがちですよね。

それは、ちょっと勿体無いのかもしれません。

この記事では

「西洋医学」と「東洋医学」の違い
>「西洋医学」
>「東洋医学」
”鍼”治療について
>”鍼”を刺す行為の意味
>どんな時に”鍼”治療受けるといいのか?
”お灸”治療について
>”お灸”の意味
>どんな時に”お灸”治療受けるといいのか?
最後に

について、解説していきます。

「西洋医学」と「東洋医学」の違い

「西洋医学」

一言で言うとするなら、様々な検査機器を使用し、
原因を調べて、原因が特定できたなら、
その原因を取り除く医学になります。

例 盲腸(もうちょう)
症状 下腹が痛い!
※あえて、専門用語は使用せずに解説しています。
手術 盲腸を取り除く。→完治

「東洋医学」

一言で言うとするなら、
身体全体を通して、
バランスの崩れに着目し、
バランスの崩れた原因を特定し、
バランスを整える医学になります。

”からだ”を「体」と言わずに、「身体」という理由は、
肉体だけでなく、「心」の状態も
健康状態に深く影響するからです。

”鍼”治療について


上記でも述べましたが、「痛そう!」だとか「怖い」と
感じる人も多く、1度も経験せずに人生を終わる人もいます。

”鍼”を刺す行為の意味

腰痛の人がいると仮定します。

腰に”痛み”という症状が有るにも拘らず、
”痛み”が無くならないという理由で
治療を受けるわけですが、
自然治癒力は、どうなってるのでしょうか?

”痛み”を訴えている場所に、
自然治癒力が高まってくれると
回復のお手伝いになります。

では、”鍼”を刺すという行為は、極端に言うと、
意図して、体に鍼を刺して傷をつける。

この場合、”痛み”を訴えている場所が、
ツボ(経穴)と呼ばれている場所と一致しますので、
そこへ鍼を刺すことになります。

鍼によって、傷つけられた細胞は、
即座に、血液や栄養を集めてきて
修復に向かいます。

これが、”自然治癒力”です。

新しい血液や栄養が届くと、
”痛み”の原因であった”疲労物質”が流されて行き、
血液の循環が改善されることによって
症状の回復に向かいます。

急性の症状の場合、”炎症”が起きていて、
皮膚の温度は高く感じます。
よって、一般家庭などでは、
”冷シップ”を利用すると効果的です。

どんな時に”鍼”治療受けるといいのか?

急性で痛みを伴う症状が得意分野です。
急性とは、急に起きたという意味です。

例 ギックリ腰
症状 今まで何ともなかったのに、
あることがキッカケで
急に痛みを伴って動けなくなった。

良くある話ですね。
ただ、昔と違って、
重たい荷物をムリヤリ抱えようとして起きる
ギックリ腰は、最近では見られなくなっていて、
”中腰のまま振り返った瞬間”だとか
”クシャミをした瞬間”に起きる人が
多くなってきているように感じます。

ただ、
>今まで何ともなかったのに

というところは本人の感想であって、
そうとは限りません。

毎日毎日、日常生活の中で、少しずつ少しずつ
疲労が腰に溜まっていき、
もう、どんな些細なキッカケであっても
ギックリ腰が起きる寸前まで、
本人が気づけていなかった。

というのが殆どなのです。

”お灸”治療について


こちらも上記で述べましたが、
「熱そう!」だとか「火傷しそう!」
と悪いイメージを感じる人もいるでしょう。

”お灸”の意味

”鍼”が体を意図的に傷つける行為に対し、
”お灸”は、意図して、軽い火傷をさせる。

急性症に比べて、慢性証では、
患部の温度が低い特徴があり、
温めることが効果を発揮します。

”お灸”は、温めるのに最適な方法となります。

家庭用に販売されている簡易的な”お灸”でも、
体質によっては、”大火傷”する危険性もありますので
注意が必要です。

火傷してしまうと、それ以上、
治療を行うことができなくなるので、
我慢しないで、アチっと感じたら
直ぐに取り去れば大丈夫です。

間違っても、我慢大会のようなことの先に、
完治することはありませんので、
必ず覚えていて欲しいと思います。

どんな時に”お灸”治療受けるといいのか?

慢性の症状で、血液の循環が鈍くなっている場合に
得意とします。

慢性の首や肩の痛み、慢性の腰痛などの症状を訴える人が
多いと感じます。

最後に


病院へ行って検査をしても、原因不明であったり、
そもそも、病院で手術を受けることや薬の副作用に
”恐怖”を感じている場合は、”東洋医学”という選択も
一つ選択肢に入れておいてくださいね。

”鍼”や”お灸”が、特別な力を宿しているわけではなく、
傷つけたり、軽い火傷を引き起こすことによって
自然治癒力を高め、回復のお手伝いをするということが
ご理解いただけたでしょうか?

”東洋医学”に興味を持つ
キッカケの一つになれれば幸いです。
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