「傷ついた」にきずつけられる人たち

記事
コラム
『傷ついた』は
有無を言わせず、相手を加害者にできる無敵の言葉
第三者の、冷静な状況判断を惑わせる魔法の言葉

もちろん誰が見聞きしても、明らかな攻撃行為は別として
一人一人どこが弱くて、何にセンシティブかなんて
誰にも分からないのに、とりあえず「傷ついた」を振り翳す暴挙。
今の日本は『事の真意』より面倒を嫌うんだよね。
限りない逆ハラスメント。

いじめを誘発しやすいから、交換日記はダメ
いじめの構図になるから、揉めたら3人以上で集まったらダメ
相手が泣いたら、それ以上の話し合いはダメ

もう10年以上、子供たち学校でそうやって、
不自然なまでに傷つかない練習を強いられ
心のぶつかり合いを回避し、善悪の判断を身につける機会を奪われてきた。
面倒なことを起こしたくない大人の忖度によって。
そして子供は嫌なことがあったら、
弱い者のふりをするという『攻撃』を身に着けた。

実際の社会は
覚えきれないほどの各種ハラスメントのるつぼ。
自分の責任はなに?相手の瑕疵はなに?
自分の権利はなに? 
考えて・考えて・考えて
不必要に黙り込んだり、不用意に相手を攻撃する前に。









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