初めまして。ココナラにてキャリアカウンセリングや悩み相談をしているゆきと申します。
本日は映画『花束みたいな恋をした』についてです。
20代前半の不完全ながらも社会や恋人と向き合う姿の切なさや、
ありふれた景色の美しさを感じることのできた作品でした!
ただ、、菅田将暉くん演じる麦くんに
もっとキャリアについて前向きに捉えることができたら…という思いがこみ上げてきたので発散させてください!!!!
ネタばれを含みますのでご了承ください。
菅田将暉さん演じる麦くんは、
有村架純さん演じる絹ちゃんとの生活のために仕事を始めますが、
残業や業務トラブルでストレスがたまり、二人は口論になります。
麦くんは「ずっと一緒にいるためにやりたくないこともしないといけない」というような発言をしていますが
この発言は、
『イラショナルビリーフ』と思われます。
イラショナルビリーフとは、【白黒思考の凝り固まった考え】を表します。
物事を白か黒か、0か100か、という考え方をしてしまうこと。
本人では気づかないのですが、無意識に自分を追い詰めてしまうんですよね。。
×「ずっと一緒にいるためにやりたくないこともしないといけない。」
○「ずっと一緒にいるためにやりたくないこともすることもあるかもしれないが、給料がきちんともらえるから安心して生活できるし。また自分のためにも出来るだけやりたいと思える仕事を選ぶよ。」
まぁこれでは喧嘩シーンではなく麦くんの自己完結となってしまいますが(笑)
現実的でありながら柔軟な考えが出来たら、麦くんは少し気が楽になるのではないでしょうか^^
しかし、現状をどうしようも出来ない時ってありますよね。
苦難が去った後に、「あ、こういう視点もあったかな」って思ったりします。
ただその時は気づかない。
だからこそ、麦くんは専門家に相談して、自分が少しでも楽になる言葉をかけてもらったり、視点を変えることが出来たらよかったかな!
「~しなければならない」
「どうせこの世はろくなことがない」
「いつも自分の願望通りになるべきだ」
というようなイラショナルビリーフは、行き過ぎてしまうと自分自身を苦しめます。
キャリコンの大先輩に教えていただいたのですが、
「そう思ってしまっている自分に気づいて、あ、今すべきって思ってたな。」と受け入れることが第一歩なのだそう。
麦くんには、ぜひイラショナルビリーフに気づいて
少しでも楽な気持ちになってほしい!
キャリコン目線から語ってみました。
では!