こんにちは、キャリアコンサルタントの高橋と申します。
このブログでは国家資格キャリアコンサルタント試験のポイントについて語っていきたいと思います。
国家資格キャリアコンサルタントの面接試験は以下の評価項目があります。
CC協議会:「態度」「展開」「自己評価」
JCDA:「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」
これら1つずつの意味については別の機会でお話ししたいと思いますが、これらの評価項目はキャリアコンサルティングの実施において測られる評価項目です。
そのため、厚労省が規定するキャリアコンサルティングが行えていることが前提にあり、その上にこれらの評価項目が乗っかっていると考えていただいた方が分かりやすいかもしれません。
それでは、厚労省が規定するキャリアコンサルティングとは何か?
それはこちらにアップされています。
キャリアコンサルティングの流れ(厚生労働省HPより抜粋)
俗に言う「キャリアガイダンスの6分野」と呼ばれる流れですね。
しかし、実際の面接試験ではこのキャリアガイダンスの6分野の通りに行われることはまずありません。システマティックアプローチ・モデルのような流れで面接試験に臨まれる方が多いのではないでしょうか。
それでは、キャリアガイダンスの6分野とシステマティックアプローチ・モデルの違いって何でしょうか?
私は以下のように捉えています。
キャリアガイダンスの6分野…クライエントがキャリアをつくり出していく内的な(成長)過程
システマティックアプローチ・モデル…実際のキャリアコンサルティングの流れ
つまり、システマティックアプローチ・モデルような流れでキャリアコンサルティングが行われるのですが、その際、クライエントはキャリアガイダンスの6分野を経て、自身のキャリアが作られていくのです。
だから、問題把握の時に「自己理解が不足している」のようなキャリコン視点(問題の本質)が起こったりするのです。。。
実はこのことが詳しく語られているケースがないような気がするのですが、面接試験を攻略する上で重要な概念になりますので、ぜひ把握しておいてくださいね!
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それでは、またお会いしましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!