ひとのため

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私は
”情けは人の為ならず”と言う諺が好きだ。

ご存知の通り
”他人に情けをかけることは
巡り巡って自分に良いことがある”と言う意味。

なるほどな。と思うし
考えた人凄いな、と思うけど
なんか、あざとい気もする。

だって、純粋に他人のためではなく
結局、自分のことを考えているのだから。

まぁ、
”あざとい”も
生きるためのスキルと考えればそれまでだが
なんか気持ちがすっきりしない。

そして今日
”卑下も自慢のうち”という諺に会った。

意味は、そのまま
”表面は謙遜しながら、
内心では
うらやましがらせることを意図して話す様子”

つまり、
”過度の謙遜は自慢の一種”ということ。

わかる~。

って、
そんなシーンに出くわしたら
面倒だから
乗っかっちゃうな~。

あ、でも、それも結局、
”早くやり過ごしたい”という、自分のためか。
自分を守るためのスキルなのか。

もしや
”純粋”って存在しないの?と思った。

だって、
自分に巡ってくることを期待せずに善を行っても
善を行ったことで、心は晴れやかになるもの。

良い気分を味わえることは、
いつの間にか覚えてしまっているから
それがどうしてもついて回るもの。

でも、これって感情がある以上
仕方のないことなのかもしれない。

人間は感情があるからこそ
人間らしいのだから。

そういえば
”自分を愛せなければ、人を愛せない”
なんて言葉も聞いたことあるし。

自分しか愛せない人も居る気もするけど
でも、きっと
それでも良いのかも。

だって、
人は一人で生きているわけでは無くて
他人と繋がっているから。

一人ぼっちだったとしても
その人が一人ぼっちと感じていることを
実は心配している人は居る。

思い当たる人が居ない、
っていう人もいるかもしれないけど
それは、もしかして、出会っていない人かもしれない。
そんな風に思う人が居なければいいな、と願い活動している人がいるから。

そんなふうに
無意識に人は、他人と繋がっている。

網目のように繋がっていて
一つが綻ぶと
隣にも影響する。
そして、
その隣にも、隣にも、連鎖する。

そう考えると
やっぱり
”情けは人の為ならず”って諺考えた人、すごい!!
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