Tasker、Google Apps Script、Switchbotロックで実現する手ぶらで自宅のカギを開けるスマートな仕組み

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スマホアプリのTaskerとGoogle Apps Script、そしてSwitchbotロックを利用して、外出先から帰ってきたときに手ぶらで自宅のカギを開ける仕組みを試してみました。この仕組みを使うと、自宅に帰る際に鍵を取り出して開錠する手間が省け、便利さを実感できます。

Taskerは、スマホ上の状態や時刻などのイベントをトリガーにして、様々なアクションを実行するアプリです。Switchbotロックは、スマートロックの製品で、自宅のカギを遠隔から操作したり、指紋認証で開錠したり、様々な利用方法で制御可能な製品です。

手ぶら開錠の仕組み

switchbot説明.png
まず、処理の流れは非常にシンプルです。スマホが自宅のWifiに接続したとき、それがトリガーとなりHTTPリクエストがGoogle Apps Scriptに送信されます。

Google Apps Scriptは受け付けたリクエストをもとに、SwitchbotのAPIにHTTPリクエストを送信し、Switchbotのロックが開錠される仕組みです。

ただし、Switchbotのスマートロックを制御するには、事前にトークンを発行し、いくつかの準備を整える必要があります。これにより、Google Apps ScriptからSwitchbotを操作できるようになります。

実装結果

Wifi接続を検知してから若干のタイムラグが発生することはありますが、全体としては良好に機能しています。スマホを再起動した場合でも、今回の処理が動作しますが、在宅時に開錠されることに関しては特に問題ありません。

Wifiの接続が切れた場合、施錠するといった使い方もできますが、施錠が確実に実行されるような仕組みを考える必要があり、現実的なのはSwitchbotロックの機能でドアを開けて閉めて一定時間経つと施錠するといった設定を入れておくのが良いかと思います。

手ぶらでカギを開けるこのスマートな仕組みは、日常生活をより便利にしてくれることでしょう。
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