耳鳴り

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先日、お店に耳鳴りでお困りの女性の方が来られました。
耳鳴りのために受診をしたのですが、ビタミン剤と耳鳴りのためのお薬を
お医者さんから処方されたのですが、耳鳴りのお薬が合わなくて吐き気がするとの事でした。なので何か漢方で良いのがあれば、との事。
耳鳴りの場合には普段は苓桂朮甘湯をおススメしているのですが
、よくお話を聞いてみると長年楽しんでいた水泳を辞めたとの事。
もう年齢も年齢だし(81歳との事でした)、水泳する年齢じゃないかと思って、と話しておられました。その辞めた後から自宅に過ごす時間が増えて耳鳴りがしはじめた、との事。
そこで2つの理由があるのかな、と思いました。
1つは身体的な理由(漢方では頭はエネルギーの集まる場所で血と気が多い場所。そこが何かしらの理由で、この二つが滞ると耳鳴りやめまいが生じやすいとのこと)
梅雨時は身体に水分をため込みやすくなり、結果、水分バランスをくずして耳鳴りが起こることがあります。
もう1つは楽しみを辞めた事による悪い変化。ひょっとしたら耳鳴りは以前からあったかもしれません。しかし楽しい事に夢中になっている間は耳鳴りに気がつかなかったのかも。

そこで楽しい趣味は年齢なんて関係ないですよ、水泳が無理ならプールでウォーキングなどに代えて、少しでも家を出て気分転換をすると耳鳴りが気にならなくなるかもです、とお話すると「他の人にも同じ事を言われました!続けていいんですね。お話聞いてもらってありがとうございました」と言われ、お薬に関しては薬剤師さんに相談し、お医者さんには副作用があると伝えること、
漢方薬とビタミン剤でしばらく続けてみましょうということになりました。

続けていた趣味を年齢が理由で辞めるなんて本当にもったいないです。
よく「いい年をして○○なんて」と誰かが言う度に
私は「なにをしてもいい年になったんじゃないですか?」とささやかな
反論活動をしています^^。

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