兄にインコを(閲覧注意です)

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インコを飼ってらっしゃる方、動物が好きな方は、心が痛まれると思いますので、ここから下は遠慮された方がいいかもです。すみません。





小学生の時、近所にインコを沢山飼っておられる喫茶店がありました。無料でくれるというので、両親を説得し(両親は動物好き)インコ(オス)を飼いました。しばらくすると寂しいだろうから、つがいにしてあげようと思い、同じ喫茶店で、メスの赤目のインコを貰いました。しばらく経つと巣を作り2匹のヒナが育ち、4匹になりました。しかし、鳥かごの掃除中に誤って4匹を逃がしてしまいました。しかし、数日後、最初に飼ったインコ(名前はお父さん)だけが帰ってきてくれました。私と父は喜んで帰ってきたインコを可愛がりました。

ある日、遊びから帰宅したときです。家の門の内側が水びたしになってました。そこには鳥かごがあり、インコは水にぬれて細く小さくなり、冷たくなっていました。近くにいた兄に聞くと「水浴びをさせてたら死んだ」と言いました。
ホースから水がでていました。問い詰めると、ホースから直接インコに向けて水を掛けていたそうです。私は泣きながら怒りました。彼は謝罪もせず。ただただヘラヘラ笑っていました。ヘラヘラ笑う顔を見ながら「あぁ、こいつとはもう無理だな」と思いました。父親も兄を叱りましたが、兄は「そんなので死ぬとは思わなかった」と言いました。
今でも死んだインコの事は思い出します。温厚な性格で一度逃げても家に帰ってきてくれた可愛いインコです。後にも先にももうあんなインコとは出会えそうにありません。

小学生だから、命の重要さがわからなかったのかもしれません。
しかしインコは嫌がっていたはずです。
死ぬまで水をかけても「仕方ない」で済むしょうか。
インコを花壇に埋めて「ごめんね」と謝りました。
小さな命ですが、私はたくさんの喜びを貰いました。
逃げてしまったインコには申し訳ない事をしたと思っています。

そんな兄ですが、バツイチで、再婚しその奥さんとの間に子供が2人いる
父親です。






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