ほんの30分のことなのに

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コラム
気分ががらっと変わってしまうことってできるんですよね。
すごいことだと、しみじみ感謝です。

二胡なんですけど、昔中国にいた時に、ちょぴっと習ったんです。
最初行った楽器屋さんでは、「中国語ができないとダメ」って言われたんだけど、二軒目に行ったところでは「いいよ」ってあっさり。
あそこの楽器屋さん、今思うと、色々個性的な人がそろっていたな・・・(笑)

割といい加減なところだったみたい。
先生は、バイオリンと二胡両方の先生でした。
その当時は、バイオリンの生徒さんが多かったみたいだねー。
子どもがたくさん習いに来てた。

楽器屋さんの二階がお教室になってて、漫画喫茶より狭い個室で個人指導してくれます。
先生、英語できない人だった・・・指導もそれなりーになっちゃいますね。
先生がお手本を弾いて、それをマネする・・・で、いったん持ち帰り、一週間自分で練習。
次に先生の前で引くと「もういいよー」ってまた次の曲・・・うーん、これでいいのか?本当にこれでいいの?みたいな時間が流れ・・・
さすがに新しい手のポジションとかはすごく丁寧に教えてくれましたけど、残念ながら時間的に余裕がなく、ビブラートのやり方とかまでは教えてもらえませんでした。

その時に買った二胡は、ワシントン条約みたいなやつに二胡の蛇の皮が引っかかるかも・・・ってことで、上海とか都会に行けば、手続き代行してくれるサービスがあるらしかったんんですが・・・
私が滞在したところは、田舎で、そんな遠くまでいけない上に中国語できないし・・・
怖かったので、二胡は買ったお店で中古として買い取ってもらったんですよね。
残念なお別れになってしまいました。

その後、新しいの買った・・・。けど、向こうで買ったやつの方がいい奴だった。値段も2万円しなかったと思う。

そろそろ弓の買い替えをしたいと思ってます。
根元の方がちょっと壊れた・・・。

独学で二胡を続けているのですが、音が気になってずっと弾けてなかったんですよね。
一昨年、引っ越ししてから、また練習再開してます。
なぜなら!なんとラッキーなことに、お隣さんが・・・耳の遠いご老人なんですよ!!
その隣の人は、コロナな間でも出勤してるし、帰りも遅いようだ。
さらに、週末は実家に帰るのか、彼女さんでもいるのか、土日祝日、めったにいない!

というわけで、結構自由に、とは言っても常識的な時間帯に、ちょっと二胡の練習をするんですわ。

ここのところ、なんとなく疲れてて、ずっと手にしてなかったのだけど、久しぶりに二胡とご対面。
ほんの30分程度、手慰み程度に弾いただけなのに、なんて気持ちがすっきりすることか!

いやいや、楽器ってすごいんですよ。
歌うのもすごいけど、楽器のいいところは、人間の声には出せない音が出る!

それにね。
中国の音楽って、ものすごく絵画的なんですよね。
ヨーロッパの音楽って情緒的じゃないですか。
だけど、中国の音楽は、もっと・・・風景絵みたいなんです。
水墨画の世界なんです。

世界観がガラッと変わって、ほんの30分程度のことなのに、リフレッシュできちゃうんですよね!

二胡は、弦が2本しかないので、初心者にも始めやすいと思います。
今はyoutubeで、いろんな人が指導動画出してくれてるので、楽器さえ買えば、すぐに始められてしまうんです。

ボケ防止にも楽器はいいらしいですしね。
それに新しい曲をyoutubeで聞きながら解読していく作業も退屈しのぎにはちょうどいいのですよ。

ものすごく上手な人はたくさんいるし、そういう人たちとは比べられないけど・・・自分が楽しむだけなら何やったっていいじゃない?
自分が楽しいと思うこと、やってると、背中に羽が生えたみたいな気持ちになることあるよ。すごい快感です。







































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