(402日目)モチベが変わりやすい人の特徴。

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ビジネス・マーケティング
採用担当という仕事をしていると
いわゆる「やる気」に影響するような
出来事が日々起こり得ます。

メッチャ入社意欲の高い人と出会ったり
有能な人と出会って意気投合できたりすると
こちらのやる気もグッと高まりますが、

コミュニケーションを深めた相手が
突然辞退したり音信不通になると
やる気を岩盤掘削のようの削がれます。

世の中の採用担当者も同じ気持ちになったこと
あるんじゃないですかね。


しかーし。


これってそもそも

過度な期待を相手に寄せている自分

だから起こっているだけでしょ。


⇨『あの人は間違いなく入社してくれる』
⇨『ここまでやり取りしたのだから大丈夫』

そのような根拠のない安心感や
期待というものを勝手に抱いてしまうから
思うような結果にならないとガッカリして
仕事のパフォーマンスにも影響するのです。

だって、どれだけ仲良く話そうが
お互いの理解を深めようが
相手の深層心理は理解できないもの。

オモテに見せている態度や姿勢と
ホンネというものは全く違う。
そう考える方が妥当ではないですか?

自分を相手の立場に置き換えてみれば
スッと理解できます。

内定を取れた会社の担当者と
良好な関係を結んでおこうとするのは
当たり前のことです。

しかし実は複数の企業から内定が出ていて
天秤にかけている状態だと考えるのが妥当。

『どの企業に入社しようか?』
自分のキャリアや将来設計・生活を考えて
いろいろと考えを巡らせている状況と
仮定すれば過度な期待は生まれません。

判断材料が給与や福利厚生かもしれない。
働きやすい環境・人間関係ということも。
もしかしたらバリバリ働ける環境を求めてる?

そんなの本人にしか分からんワケです。
私自身もヒアリングには長けていますが
All of 求職者のホンネを聞き出せているとは
まったく思ってませんから。


このスタンスで居られると
どのような結果になろうが
仕事のボルテージが変動することは
極力抑えることができます。


ここまで採用担当者の視点で書きましたが
この考えは他の仕事にも同じことが言えます。
そして家庭や友人関係にも。

過度な期待は独りよがりでしかない。

冷静になって起こり得る結果を想定すること。
自分が避けたい最悪の結果も想像しながら
考えて動くことこそが自分を保つベストな方法。

良い結果ばかり考えて動く人は
最悪の事態を迎えた時に狼狽えます。
そして対処方法が思いつかず苦しみます。

選択肢をいくつも想定して
悪い結果もイメージしておけば
冷静沈着に物事に取り組めるっしょ。



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