(196日目)油断が過信を引き寄せる。

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ワイ「桶狭間の戦いはご存知ですか?」

助手「小学校で習ったわよ。今川義元と織田信長の戦いだったよね?」

ワイ「いつ起こったか覚えてます?」

助手「1560年だったっけ?」

ワイ「正解です。よく覚えてましたね。」

助手「微かな記憶だったけどね。年号覚えるのって語呂合わせとか使うけど覚えるの大変だったよ。」

ワイ「そうですね。覚えづらい語呂合わせもありますからね。確か桶狭間の戦いを表すのが『銃後 群れなす 桶狭間』でしたね。」

助手「そうそう。けど銃後なんて言葉使わないから頭に入んない。」

ワイ「では私が良い覚え方を授けましょう。『義元イチコロ(1560) by信長』と覚えればよろしい。」

助手「なんかヤンキー臭漂うんだけど。」

ワイ「先ほど思いつきました。語感も良いので使ってみて下さい。」

助手「アナタってホント下らないことばかり考えるよね。」

ワイ「この戦いでは信長軍は圧倒的な兵力差の前にありました。」

助手「今川軍が10倍くらいいたんだよね。」

ワイ「誰しも信長くんの負けを確信したでしょうね。」

助手「そもそも何でこの戦いが始まったのかしら?」

ワイ「義元くんが自分のナワバリを広げたくなりました。そこにいたのが信長くん。」

助手「信長ってもう有名だったの?」

ワイ「全然ですよ。義元くんは41歳で東海一の弓取りなんて言われるほど他校に名を轟かせてました。」

助手「ビーバップ?」

ワイ「かたや信長くんは17歳の若造。イキってはいましたが高校で番張ってる義元くんととは雲泥の差です。」

助手「中坊から見た高校生って怖買ったよね。」

ワイ「シメられること間違いなしと周囲も見ていたでしょう。」

助手「ボッコボコにされて終わりなのが見える。」

ワイ「しかし油断がヤバいということをこの戦いが表しています。」

助手「義元軍が負けちゃったもんね。」

ワイ「簡単に言うと、信長くんが中学校にいると思って号令をかけます。多くのメンバーが中学校に向かいました。」

助手「それで?」

ワイ「実は信長くんはコッソリ学校を抜け出して義元くんがいる高校に向かってました。」

助手「策士ね。」

ワイ「ほとんどのメンバーを中学校に向かわせていたので義元くんの周りには限られた幹部クラスしかいません。」

助手「ヤバいじゃん。」

ワイ「信長くんはスキをついて少数精鋭で乗り込み、義元くんをボコボコにシメました。」

助手「勝負ありだね。」

ワイ「ここでの教訓が油断大敵ってことですね。普段無敵でもアッサリやられます。」

助手「あぐらをかいてしまったら負けちゃうのね。」

ワイ「ビジネスやプライベートでも言えることです。調子いい時こそ足元をしっかり固めなければいけません。」

助手「ところで、なんでこのネタにしたの?」

ワイ「この前狙ってた女の子にフラれました。」

助手「それで?」

ワイ「いい感じだと思って油断したのが失敗でした。なので簡単にOKしてもらえると思ってました。」

助手「もうちょっと自分の足元見なさいよ。アナタはNGの方が確率高いんだから。」

ワイ「まさにOK(との)狭間(で)の戦いでしたね。」

助手「そんなに際どくないよ。圧倒的NGだよ。」
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