【怒り】キレる夫とため込む妻は同じ?

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コラム
「怒り」という感情は本当に厄介だなと思う。


怒りをわかりやすい形で外に出す人、
たとえばすぐキレる、怒鳴る、いつも何かに怒ってる。
そんな人のそばにいたいなんて普通はないから、
人は離れていく。

怒りのエネルギーが大きすぎて、本人は
怒りの下にある感情に気づいてない場合が多い。
でも人は離れていくから
きっと真の求めているものに触れずに終わっていく。

さびしい。
ずっとずっと孤独。
怒りの下にある感情だけが残る。


はたまた、怒りを内に隠してしまう人もいる。
たとえば温和な平和主義者、怒りを感じる前にしまい込んでしまえば
起きるはずだった嫌な場面を見ることなくやり過ごせる。

そうやって内にためた怒りは、静かな爆弾に変化していく。
もう目の前にないはずなのに、いつまでも心の下の方にいて
今か今かと狙っている。大爆発の日を。

内にためた怒りにも、実はその下にわかってほしかった感情がある。

傷ついたんだよ。
かなしい。

自分のこのかなしみを伝えてこなかった代償は大きい。

時がたち、自分でさえ悲しかったことを忘れているのは、
「過去の傷ついた自分」からしたら大憤怒ものに違いない。


怒りを外に出す人、内にため込む人
2人は正反対だけど似ているのかもしれない。

本当にわかって欲しい気持ちを伝えあうのが下手なだけ。

別れるのも人生。
伝え合うことに目を向けていくのも人生。
どちらを選んでも正解。

時間はある。
そんなストーリーの映画を見る観客の気持ちで
2人を眺めてみるのはどうだろうか。
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