会議やセミナーの終わりに、たいていある質問コーナー。
何を聞いて良いか分からないといった事ありませんか?
場所によっては、質問しない事で怒られてしまう。
そんな経験ありませんか?
今回は、そういった場合も含めた質問力についてお伝えしていきます。
たいてい会議やセミナーというのは、とにかく広く伝わるように抽象的な表現が多く使われます。
その方が、共感してもらえる割合が増えるからです。
飲食店というと、ファミレスやファストフード、居酒屋など色々な業態がありますよね。
それをファストフードに絞った話をしてしまうと居酒屋の人には伝わりづらいです。
なので、飲食業界に共通するような話をしたりします。
そうすると、ファストフード業態にも居酒屋業態にも、もちろんファミレス業態にも伝わりやすくなります。
ただ、ここで問題が発生します。
抽象的な話なので、具体性が薄いということです。
ここで、まず考えるわけです。
自分の業態に当てはめた時に、教えてもらった事をやろうとするとどうゆう事だ?
やったとしたら、どの様なプロセスで、どの様な結果が出そう?問題が起きそう?
ハテナが出てきましたね?
こういった形で自分事に置き換える事が大切です。
会議やセミナーは、決してエンタメではありません。
学びの場です。
学びの場という事は、それをどうやって実践していこうかと考えながら学ぶ必要があります。
質問というと、どうしても分からなかった事を聞く場と捉えがちですが、この場合はどうなるんだろう?
このパターンは?
といった、自分事に置き換える質問が重要です。
そうすると、自分にあった回答をもらえるというわけです。
質問するコツを身に付けたら、後は勇気を振り絞って手を上げるだけです。
勇気を出して聞く事で、自分自身の理解が深まるだけでなく、周りから感謝される事もあります。
それ聞いて欲しかったんだよね!
質問聞いてて確かに!て思った!
といった声も聴けるはずです。
なので、分からない事は、どんどん聞きましょう。
ここで一番言いたいのは、勝手に他人事の話で終わらせないという事です。
人と関わる時、必ず学びはあります。
昨日より今日、今日より明日と、自分を高めていきたいのであれば、質問をするというのは必須です。
疑問を疑問で終わらせず”?”を”!”に変えられるようにしましょう!