教育のポイント※基礎編①

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ビジネス・マーケティング
即効性のある、教育のテクニックやコツをお伝えしていきたいのですが、その前に土台となるマインド(考え方)の部分からお伝えしていきます。
このマインドが出来ていないと、どんなテクニックを使おうが上手くいきません。
なぜなら、教育というのは信頼関係が無いと上手くいかないからです。
今回は、信頼関係を結ぶために気を付ける事を3つお伝えします。

■挨拶
おはよう!お疲れ様!の挨拶は、しっかりしましょう。
人対人のコミュニケーションとして基本の部分です。
知らないうちにスタッフが出勤してきている。いつの間に!という状態は、良くありません。

若い人間から挨拶するのが当たり前でしょ!という感じで自分から挨拶しなくなる人もいます。
体育会系に多い印象です。
これは良くなくて、自分から挨拶しにいってほしいです。

というのも、アルバイトスタッフのほとんどは若いです。
社会経験も未熟です。
という事は、大人の常識が分からないんです。
だから、そういった事から教えていかなければいけません。
自分から挨拶をする事で、自然と相手から挨拶してくるようにもなります。
といった形で、仕事を教える前に人としてという所も教えていく必要があるんです。
そもそも、仲間内で挨拶出来ない人間がまともにお客様に挨拶できるとも思えませんからね。

■名前を呼ぶ
名前を積極的に呼びましょう。
挨拶、名前を呼ぶことで、承認欲求をゴリゴリにくすぐります。
人が一番大切にしているものは、自分の名前です。
だから、自分の名前が聞こえると、すごく気になりますよね。
名前を間違われると訂正したくなりますよね。
自分の大切にしている名前を呼ばれる事で、相手に親近感を覚えやすくなるんです。

だから、意識的に名前を呼ぶようにしてください。

特に、何か指示をする時に、名前を呼んでから作業指示をすると、相手の耳に届きやすいです。
これは忙しい時でもです。

カクテルパーティー効果というのがあるのですが、これはパーティーのようなガヤガヤしている場所でも自分の名前を言われると、自然に耳に入ってくるという事を言います。
このような心理的効果もあり、名前を呼んでから指示する事で伝わりやすくなります。
良いことしかありません。

名前を呼ぶ事に、恥ずかしさや抵抗がある方もいるかもしれませんが、これは慣れです。
心がけて、呼び続けていれば自然となれます。
必要なのはチャレンジする事です。

■見下さない
一番大切な心がけです。
相手を見下してはいけません。
年下だから、アルバイトだからといった理由で、態度が冷たくなる、乱暴になるというのは信用を失います。

誰が相手であろうと、敬意を払って接しましょう。
社員だから上、アルバイトだから下という考えは捨てましょう。
役職はあくまでも立場上のものです。
仕事が出来る出来ないも関係ありません。

仕事が出来ないのは、教える側にも問題があるケースが多いです。
相手が成長するために、何が出来るのか?どんな伝え方が良いのか?
相手の立場になって考える必要があります。
そうやって相手の事を考えて、相手に敬意を払う事で、相手もこちらに敬意を払って接してくれます。

そうやって信頼関係というのは結ばれていきます
信頼関係は勝手に出来るのではなく、結んでいくんです。
今回お伝えしたかったポイントは
・挨拶する
・名前を呼ぶ
・見下さない
です。

この3点を心がけて頂ければと思います。
今でこそ、教育にこだわりを持って発信してますが、学生の頃は名前を呼ぶ事も苦手だったし、部活の後輩を年下というだけで見下して接していた時代がありました。
今思うと、相手の事を考えられない嫌な先輩だったと思います。
やっぱり、そうゆう時代は人間関係作れてなかったなと思います。

でも、就職して上に書いてある事を学んで実践するようになってから、確実に対人関係変わりました。
だから、大丈夫!
やれば出来ます!
ちょっと勇気を出して、ちょっとづつでも良いのでチャレンジしていきましょう!

勇気を出せない、そんな時は寄り添います。
ぜひ外部の力というのも頼って頂ければと思います。

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