『AH(嗚呼)』

記事
小説
黒い夜の中にいる
何も見えない
少しずつ目が慣れて
見えてくる

大阪のど真ん中
人混みの中のあなた

ボブから肩まで伸びた髪

扱いにくかったものを
手懐けた瞬間の歌声
純度の高い嘘

ジョッキが良く似合う貴族
おなかがいっぱい
蒼い煙草の箱

あなたを見つけた火曜日の夜

さよならおやすみまた会おうね
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