先日2月3日は節分の日、4日は立春ということで、いかがお過ごしだったでしょうか?
我が家はマンションなのでエアー豆まきをして、子供の頃からの風習で、昔ながらの恵方巻を南南東やや南寄りを向いて無言でいただきました。イワシ料理も忘れずに。
エアー豆まきだけではつまらないので、我が家の猫に鬼のお面を被って鬼役を演じてもらおうとしたら、先代猫(写真向かって左)はいつもおとなしく被ってくれたのに、現役猫(向かって右)は抵抗するわお面のサイズが顔に合わないわで(^^;)難航。
…なんて、動物虐待を疑われそうな(^^;)節分でした。
こうして少しずつ春に近づいて行くのでしょう。行事はわかりやすい目安になりますね。来月はひな祭りが控えていて楽しみです。
春を迎えるプロセスとして、早春の花を代表するヒヤシンスの球根を窓辺に飾っています。
だんだん花開いてきました。
ヒヤシンスの瑞々しくも濃厚な香りが好きです。
そんな節目になる節分~立春、ある映画を観ました。
『すべてうまくいきますように』監督:フランソワ・オゾン、主演:ソフィー・マルソーのフランス映画です。
人生を楽しんで来た85歳の父親が脳卒中で倒れ、身体の自由がきかなくなってしまい、受け入れられない彼は安楽死を望むようになります。託された長女のエマニュエル(ソフィー・マルソー)は父親の気が変わることを祈りながら、合法的に安楽死を支援するスイスの団体に連絡を取ります。
スイスで安楽死…というと、ゴダールのことが記憶に新しいけれど、お金さえ出せば死に方が選べる時代になってきたのですね。日本はまだまだですが。
今まで後先考えない人生を送って来ましたが、さすがにお金の大切さや、自分の人生のエイジング~エンディングをどうするのかを、なるべく早めに考えておいて損はないと思うようになりました。
生まれ育った時代によっても、準備不足になるならないの差があると思いますが、晩年つらくみじめな気持ちになるのではなく、死に方を選べるくらいの余裕ある人生でありたいと思います。
年配の人へのインタビューで、後悔していることは何かと訊くと、「もっと親孝行をすればよかった」「もっと貯金をすればよかった」と答える人が多いのだとか。
実は、私も同感です。
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では、素敵な春をお迎えください☆