snsを利用しているユーザーは年々着実に増加しており、他のインターネット広告ではアプローチできないユーザー層をターゲットに集客でき、企業のsns広告の配信の必要性が増してきています。
sns広告の仕組みを知り、会社に適したSNS広告を導入することで、より広いターゲット層を効果的に集客できるようになるので上手に運用できますよ。今回は、sns広告の仕組みがわからない初心者の方でもわかるsns広告の基礎知識やメリット、各snsの特徴などを解説していきます。
sns広告の仕組みとは…認知・購入・フォローまでの流れについて
sns広告の仕組みは、ターゲティングをしたユーザーのsns上に会社の広告を露出させてユーザーに何らかの反応してもらうことにより集客につなげて得る仕組みになっています。
①会社の商材とターゲットにマッチしたsns広告を選定
②ターゲティング設定を行う
③ターゲティングしたユーザーのsns上に会社の広告を表示
④広告を見たユーザーが「クリック」や「シェア」のアクションをする
⑤広告を経由してユーザーがWebサイト、LP、ECサイトに訪れる
⑥「認知」や「購入」「フォロー」などに至る
sns広告は、悩みや解決したい問題はあるものの、それらがまだ顕在化していないユーザーに向けての広告です。悩みや問題を抱えつつも、自覚がないあるいは自覚が極めて弱いため、「検索する」という意欲的な行為にはまだ至っていません。
検索エンジンを毎日使わないという方でも、snsは毎日必ず利用したり、snsで情報を収集していたりというユーザーは非常に多いので、ユーザーに向けて集客を増やし活用していく仕組みがsns広告です。
知って得するsns広告の仕組みのメリットと注意点
【sns広告の仕組みのメリット】
・セグメントやターゲティングが細かく設定できる
…sns広告は、プラットフォームにユーザーデータが蓄積されているので、会社の商品やサービスに応じてセグメントやターゲティングを行えるため、あらゆる広告媒体の中でも狙った層にリーチしやすいです。
・多くのユーザーにリーチできる可能性がある
…ユーザーとの親和性が高い広告だけが多く配信される仕組みになっているので、拡散力が高くなり、予想よりも多くのユーザーにリーチできる可能性もあります。
・潜在顧客にリーチができる
…sns広告は、表示されるユーザーが必ずしも顕在ユーザーではないので、検索連動型広告などのリターゲティング広告とは違い、会社のプロダクトを知らない層にも認知拡大を図れるのです。
【sns広告の仕組みの注意点】
・炎上の可能性がある
…sns広告はクリエイティブのデザインや文章を誤ってしまうと、誰かが不快な気持ちになる要素があるので炎上しやすいリスクがあります。
・拡散が目的ではない
…sns広告は「いいね!」やRTなど、拡散を狙うことが目的になってしまうと、自社製品やサービスについての情報が不足し、ユーザーに対して行動を促すことができません。
代表的なsns広告の仕組みについて…特徴を理解して成果に繋げよう
sns広告の仕組みを利用した国内で利用者が多い代表的3つのsnsをピックアップし、紹介していきます。
Twitter広告
140字以内の短文のつぶやきでつながるsnsで、速報性が高く、「いいね!」や「リツイート」によって情報が拡散されやすい特徴があります。若年層をターゲットにした広告に向いていて、Twitterでリツイートされた広告には追加費用がかかりません。そのため、見た人がシェアしたくなるようなクリエイティブができれば、費用対効果のとても高い広告となる可能性があります。
Instagram広告
画像や動画を用いてビジュアルでつながるsnsで、「インスタ映え」という言葉もあるように見栄えがするコンテンツが集まり、若年層の女性にとりわけ好まれているのが特徴です。
LINE広告
幅広い年齢層のユーザーに活用されているsnsで、タイムラインに載せるインフィード広告、LINEニュースの広告枠に載せるディスプレイ広告などがあり、顧客とのさまざまなコミュニケーションができる「LINE公式アカウント」を導入する企業が増加しているのが特徴です。
まとめ
sns広告は、幅広いユーザー層にリーチできて、とくに若年層へのアプローチには欠かせない現在最も勢いのある広告のひとつです。さまざまな条件から詳細なターゲティングができます。
また、クリエイティブによっては拡散も期待できるため、費用対効果が高いという仕組みのメリットもあります。sns広告の仕組みを利用した「Twitter」「Instagram」「LINE」などの特徴を理解して商品に適した出稿先を選び、ユーザーの心に響く広告を上手に運用していきましょう。