乳がん転移再発治療 アメリカの腫瘍内科医から考え方を学ぶ
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コラム
こんにちは。
うさぎです。!(^^)!
オンラインで
腫瘍内科医・テキサス大学付属 MD アンダーソンがんセンター
上野直人先生の講演を聴きました。
🔴日本とアメリカの違い
アメリカでは患者が治療や薬のことを勉強して
積極的に医師に質問する姿勢が強い印象です。
たとえば
乳がんの転移再発治療のときは
使用する薬について、
どこにどういうデーターがあるのか
臨床試験の結果まで医師に聞いて自分でも確かめるそうです。
「医学の専門的なことだから、わからない」
とあきらめない患者の姿勢。
アメリカの様子から学ぶところ大きいです。
💚
上野先生によると、
転移再発になり、いくつか薬がきかなくなってくると
臨床試験に参加する意味は出てきます。
臨床試験に参加するには、患者自身も勉強しなければいけない。
”がんが小さくなる治療”ではなく”生存率が伸びる治療”が大切
ということでした。
患者自身が臨床試験や薬について勉強して、主治医に尋ねていくと
医師の側も理解の深い患者に対する説明は変わってくるとのこと。
自分の命にかかわってくることです。
!(^^)!
患者として、治療や仕事や生活だけでも大変なのだから先生にお任せしたら
と、日本人は考えがちかもしれませんが
素人でもしっかり自分の病気と薬を調べて医師とチームを組み、治療を行っていく方法もあると知っておきたい
上野先生からのアドバイス
お薬には2つ名前があります。
”一般名”と”商品名”
両方のお薬の名前を覚えることが大切
薬を検索するとき、一般名で調べるのと、商品名で調べるのでは出てくる結果が違うこともあるそうです。
きちんと調べたいなら一般名と商品名の両方で調べましょう。