HSPさんが居心地よく働ける環境

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コラム
こんにちは。
皆さんはどのようなGWを過ごされましたか?

私はどういうわけか、GW中に体重が約1.5キロほど太ってしまいました・・・(泣)

今日は「HSPさんが居心地よく働ける環境」について書きたいと思います。
最近はHSPという言葉も浸透してきているので、ご存知の方も多いと思いますが、HSP=Highly Sensitive Personの略で非常に感受性が強く、敏感な気質を持った人のことです。

HSPの特徴の一例として、人が直接言葉を発しなくても、その人の態度や声のトーンで感情を感じとれたり、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)また人によっては第六感(直感)が優れている方もいます。

なので、職場で上司や同僚がイライラしていたりすると、感受性が豊かな分自分に対してのイライラじゃなくても影響を受けやすく、職場から帰宅する疲弊して1人になれる空間に閉じこもりたいような衝動に駆られることがあるのではないでしょうか。

人間の脳には、「扁桃体」という部分があってここでは、不安や危険を察知する部分なのですが、HSPは生まれつき「扁桃体」が敏感であるとも言われています。

私たち人間が狩猟生活をしていた時代は、生き残るためには「扁桃体」が敏感であることは、とても重要な能力でした。実際に今の時代でも動物の群れや人間の集団の中には、約20%がHSPの気質にあたるそうです。

ただ、HSPはうつ病などの後天的なものではなく、生まれ持った先天的な気質であるため病気ではなく個性という方がいいかもしれませんね。
ここからは、HSPさんが居心地よく働ける環境(適職)についてご紹介したいと思います。

①人の心や体を癒す仕事・・・人の気持ちが分かるため、マッサージ師やセラピスト、カウンセラーなどにも向いています。

②動物・植物と関わる仕事・・・対人関係で疲れやすい方は、トリマーや飼育員、花屋や植物園なもよいでしょう。(これらの仕事も人間関係ゼロというわけではありませんが、興味のある分野であればオススメです。)

③正確・集中力が発揮できる仕事・・・HSPの特徴として思考が深く、1つのことを追求するような仕事にも向いています。プログラマーやソフトウエア開発など。

④感性が活かせる仕事・・・感受性が豊かなため、文章を書く仕事、デザイナーやイラストレーターなどもよいでしょう。

⑤静かな環境・・・人に常に監視されているような環境では、作業効率が落ちてしまうので、1人で自分のペースで作業できる場所や在宅で作業できるような環境があると力を最大限に発揮できます。

HSPの気質があることで疲れやすいく、生きづらいと感じている方も多いと思いますが、デメリットを自分の中で上手く変換してあげられると気が少し楽になると思います。

例えば、HSPの特徴として人の感情に影響を受けすぎるところがありますが、人の気持ちや痛みが分かる分、配慮ができる人だということです。人の感情が分からず、無意識に周囲の人を傷つけている人より、配慮が出来る人は、よっぽど強くて優しい人です。また、不安になりやすいということは、様々なリスクを洗い出して、先回りして準備することができます。

かの有名な、パナソニック創業者、松下幸之助さんやホンダ創業者の本田宗一郎さんもHSPの気質があったと言われています。意外ですよね!

HSPの気質故に、今の職場で働きにくさを感じている方、転職を検討されている方の少しでも参考になれば幸いです。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました(*^^*)

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