天国への扉

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小説

大勢の老人が行列を作っている。
午後3時になると天国への扉が開く
入り口にはきれいな女性が居て箱の中からこっちをのぞいている
1人ずつ草履を脱いで中に入る
幾つもの扉を開くと霞が掛かる現実とは違う夢の世界にたどり着く
先に来ていた老人が言葉を漏らした。
「ここは天国じゃ、極楽、極楽ああ極楽」
湯船に浸かると好々爺に成れる
徳川将軍献上の湯 和田湯温泉 快感!
お風呂上りに、外の長ベンチで休んでいると、芸者さんが前を過ぎていく
ここは天国に違いない。
天国への扉は地上にあります。

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