自分を変えるための鍵 自分を認め受け入れること

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1.あなたは自分を変えたいと思いますか

もし、あなたが「自分を変えたい」と思うなら、まず最初にやるべきことがあります。

自分を変えるためにやるべきこと。

それは、今の自分を認め、受け入れることです。

これをしないままなら、何を始めても絶対にうまくいきません。

でも、こんな声が聞こえてきそうです。

「なにを言ってるの、今の自分が嫌だから、変えたいのに」

「今の自分を認められるなら、そもそも自分を変えたいとは思わないでしょう」と。

でも、本当に今の自分を認めて受け入れることが大切です。

そして、繰り返しますが『自分が嫌いなままでは、なにをしてもうまくいきません』。


2. なぜ自分が嫌いなままでは、うまくいかないの?

ちょっと視点を変えて、考えてみるとよくわかります。

誰でも構いませんので、あなたが嫌いな人を1人思い浮かべてください。

職場の上司でも、近所や親戚のおじさん・おばさんでも、誰でも構いません。

とにかく、あなたが嫌いな人、会いたくない人を選んで下さい。

1人選んだら、次のワークをしてみましょう。

あなたは、その嫌いな人が幸せになって欲しいと思いますか。

また、その人が幸せになるような手伝いや支援をしたいと思うでしょうか。

そんなことは無いですよね。

まったく思わないでしょう。

むしろ反対に、

「もっと不幸になりますように」と願ったり、

極論をいえば「早く死ねばいいのに」とか「地獄に落ちろ」と、心の中で悪態をつくことでしょう。

では、次にこの嫌いな人を自分に置き換えてみるとどうでしょう。

自分が嫌いなら、自分が幸せになることに本気で取り組むことが出来ないわけです。

むしろ、もっと不幸になることを望んでしまいます。

なぜ、このような事が起こるのか。


3. 潜在意識は他人と自分の区別が出来ない

ここまで読んで、あなたは「他人の不幸を願うことはあっても、自分の不幸を願う人なんているわけない」と思いましたか。

人間の心には、顕在意識と潜在意識の2つがあるといわれています。

そして、このうち顕在意識が約5%、潜在意識が残りの95%を占めるともいわれていますが、この潜在意識は自分と他人の区別が出来ない(自分と他人の境がない)そうです。

つまり、自分に対して持つ感情と、他人に対して持つ感情の区別がつかないわけです。

だから自分が嫌いなら、同時に自分の不幸を無意識に望んでいることになります。

しかも無意識だから、自分で自分の不幸を願っていることを自覚出来ません。

そのため自分が嫌いなままなら、何をしてもうまくいかないわけです。

だからこそ、今の自分を認めて受け入れることが大切です。



4. 認め受け入れるとは

でも、今の自分が好きになれないから、自分を変えようとしている。

それなのに、今の自分を好きになるなんて無理。

あなたはきっと、そう思うでしょう。

でも違います、好きになる必要はありません。

認めて受け入れるとは、好きになるのではなく、気にしないということです。

認め受け入れるとは肯定的な無関心をいいます。

わかりやすくいうと「別にどっちでもいい」という感覚です。

自分の欠点を「どっちでも良い」「どうでもいい」と気にしないこと。

意識を必要以上に向けない。

意識を向けるから益々気になってしまう。

欠点や短所も自分の一部だと思い、そのままにしておくこと。

そして無理に好きになる必要はありません。

むしろ好きになろうとすると、かえって気になってしまいます。

怪我をしたとき、気になってついつい何度も傷口を見ることがあると思います。

でも頻繁に見たからといって、良くなるわけではありませんね。

むしろ「そっとしておく」方がいいでしょう。

それと同じで、欠点も短所も含めて「これが私だからと気にしない」ようになることをめざしてください。

それが認めて受け入れることです。

このように、自分を受け入れることから始めると、新しい成功への道が開けます。

自分を好きになる必要はありません。

あなたが自分を認め、受け入れ、愛することから、自己変革のプロセスが始まります。

その変化が、今後のあなたの仕事や人生に、素晴らしい影響をもたらすでしょう。
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