【コラム】ちゃんと聴こえている...これを書いた翌日の話

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こんにちはSHOです。僕のブログを読んで頂きありがとうございます。

昨日、こんな内容の投稿を別のところで書いておりました。

   ↓



3日前に親から連絡を受け、入院中の祖父の容体が急変し、もって2~3日だという連絡を受けました。



お、おい。マジかよ。



今月の9日に入院した際には、3ヶ月くらいだと聴いていたのに、急すぎる〜と思いながらもこの3日間心がずっとざわついておりました。



そして今。

3日間が経過し先ほど病院に面会をして参りましたが、思いのほか元気そうでした。



良かった。



「元気そう」とは言ったものの、身体はやせ細り、腕や脚は鬱血しており黒くなっている部分も目立ちます。身体を動かすこともままならず、目を開けることもしんどい状態。

重度の認知症のため、僕が誰だかはもう分かりません。

わからないけど、声をかけると「あー、あー….」と何か声を発します。


時折辛そう、痛そうな表情をして、正直見るのは堪えます…。
でも、目を背けてはいけない。ちゃんと最期まで見届けたい。そんな想いで今日も一緒の時間を過ごしました。

わずかですが、まだ自力で数カ所を動かすことができています。その姿を目にしっかりと焼き付けたい。そんな想いであります。



そして、この場を借りてお礼を、申し上げたいことがあります。

初めて面会に行った時のことですが、変わり果てた祖父の姿を見て、僕はものすごいショックを受けてしまいました。

見ていられない、声をかけることもできずただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。



情けない。


なんて情けないんだと自分を恥じました。



そんな僕の発言を見て「それでも御祖父様はきっと喜んでくださっていますよ」と仰って頂きました。


その言葉に救われました。



何かしないといけない。
そう思っていて、何もできなかった自分はなんて情けないんだと思っていたから。



今日はちゃんと目を見ることができた。

近くでちゃんと向き合うことができた。



【あー、あー、うー...あー...】


何か言いたそうだった。

でも何言ってるかわからないよ。

それでも僕が来たこと
喜んでくれたと信じているから。

本当は辛いだろうに。
身体を動かすことすらしんどいだろうに。

目を開けることすらままならないのに。

それでも一生懸命に声を出してくれて
本当にありがとう。


3日前に2~3日がヤマだと言われた祖父が
今日も元気だったよ。


ありがとう。



ちゃんと最期までいるからね。




と書いた翌日朝、亡くなりました。
今朝の話です。

97歳。

まだ元気でいてほしい気持ちがある反面、早く楽になってほしい気持ちが同居した複雑な気持ちでした。

今日、表情を見て、とても穏やかでホッとしました。

今まで本当にありがとう。
天国でも幸せになってほしい。


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