どうしたら「イク」ことが出来るのかを悩んでいる人へ【部位別刺激・オーガズムの種類】

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こんにちは、ショウです。僕のブログを読みに来て頂いてありがとうございます。

今回はいわゆる「イク=オーガズム」の話ということで、どうしたら「イク」ことが出来るのかを悩んでいる人向けに話をしてみます。性欲を満たすことは食欲・睡眠欲を満たすのと同じように大事なので絶対に知っておくべきことだと僕は考えています。




まずはシンプルに男性・女性ともに【オーガズム】への道筋をまとめておくことにします。

・性的刺激を受ける
・海綿体に血液が流入
・海綿体の勃起現象
・性器周辺の筋肉群に痙攣が発生する
・脳内に大量のドーパミンが放出される
・オーガズムを迎える

基本的には上から下への順番で流れていきます。
もう少し個別・部位別に見ていきたいのですが、これどんな刺激でもいいのかというと、そういうわけではありません。

適切な刺激を与えることでこの順番が進み、オーガズムへと導かれていくのです。最初に話しておくと、これすごく勘違いされやすいところだと思うのですが、女性は「奥を突いてほしい」と言うので男性も女性が1番感じやすいのはいわゆる「奥」なんだと思ってしまっているかもしれません。

でもそれは半分正解で、半分は誤りだと言うのが僕の見解です。

確かに、ドーパミンやオキシトシンなど、興奮状態の際に奥を刺激されると強烈な快感を得ることができるはずですが、そうではない時の奥の感度は低いはずです。なぜならば、性感を得るための神経が膣の入り口側に集中しているからです。奥で快感を得るためには「条件」が必要なのです。

だから、女性が快感を得るためには順番を守らないといけないし、適切な刺激を与えていかないといけないのです。

刺激の種類は主に3つです。

・触覚(直接的な刺激)
・圧力(押圧)
・振動(揺らし)

です。1番上の「触覚」というのがイメージしやすいですよね。スキンシップなどで肌と肌が触れ合うなど、直接的に感じるものだからです。

ちなみにこれは「表在感覚」といって主に皮膚や粘膜でそれを受け取ります。身体全体に隈なく配置されているのですが、特に女性器の周辺には特に集中しています。だからこの周辺は「感じやすい」と言われるのです。

さらに付け加えて話すと、クリトリス周辺には「陰部神経」というものがあって、これが刺激されるとさらに感度が高まります。ここはとにかく優しい刺激に敏感に反応するのが特徴です。

女性は男性に比べて表在知覚が敏感であることから男性より性感を得やすいとも言われています。また知覚には「深部感覚」といって、ざっくり言ってしまいますと、身体の内部で感じるものがあるのです。これは筋肉や腱、関節などで、体の様々な部分の位置や動き、関節の曲がり具合、筋肉への力の入れ具合などを感知するものがあるのです。

話の大前提として、まずは刺激には種類があること、そして部位ごとによって適切な刺激が違うこと、また刺激の受け取り方は直接的な接触だけではないということを頭に入れておいた上で、ご興味がある方だけ、この先に進んでいってください。


○触覚オーガズム

これは主にクリトリスや小陰唇、そして膣入口などで、特にクリトリス周辺には陰部神経も集中しているためここでオーガズムに至りやすい人が多いです。いわゆる「外イキ」ってやつです。
ここは原則として、優しい直接的な刺激により性感に至ります。個人差がありますが、快楽の度合いは決して高くありません。

膣入口は、優しく持続的な圧力により反応します。男性はこれよく知っておきましょう。興奮しているからって一気に奥までズボって入れちゃダメです。指や舌で刺激を加える時も優しく、そして一定の刺激を与え続けることで感度が高まっていく箇所なのです。難易度的には易しいところです。

○圧力・振動オーガズム

これは主に「Gスポット」と呼ばれる箇所や膣壁で、圧力や振動を加えることで引き出されるものです。ここにも陰部神経が走っています。

<Gスポット>
ここはAV等でよく見る方もいらっしゃると思いますが「潮吹き」にも利用されるので激しく動かされがちです。
僕も恥ずかしながらそのうちの1人です。まだ学生の頃、有名な男優さんで加藤鷹さんという方がいらっしゃったのですが、あの人が世の中に潮吹きを広めたんだって勝手に思っていましたからね(笑)

「なるほど!こうすれば女性は潮を吹くし気持ちよくなってくれるんだ!」

本気でそう思っていましたからね。今では反省しています、はい。激しくしちゃダメなんです。

膣入口とGスポットの間には「会陰神経」というものが走っていて、ここには感覚受容体がたくさん存在するので、刺激を感じやすい部位です。
尿道が近くにあるので、刺激が尿道に伝わり、尿意を催す結果となることが多々あります。

「あっ...そんなにされたら出ちゃう!!!」

と言ったことがある女性、聞いたことがある男性もいらっしゃるでしょうが、こういうことなんです。快感とともに尿を噴射させるのが一種の性癖だって人もいるでしょうが、ほとんどの方は快感刺激の最中に尿意をもたらしてしまうことで集中できなくなってしまうだろうし、気持ちよくなれないと僕は思ってしまいます。

男性は潮吹かせることが大好きな人多いです。僕もそうでしたもん。今はそこまで吹かせたい欲求は収まっていますが、まだまだ多いはずです。

ダメなんです、激しくしたら。

Gスポットに適した刺激は押圧、微振動に加え、接触による刺激を加えたいなら、優しくスライドをするくらいの気持ちで。激しくしたらダメなんです。本当に。

<膣壁>
ここまで来ると感覚受容体が無くなってくるので、皮膚的な感覚で反応を示さないようになってきます。
つまりはこういうことなんです、冒頭で奥にいけば女性は感じるものだと伝えましたが、そういうわけではないのです。じゃあどうやって感じるのかというと自律神経と「迷走神経」というものが刺激を感じるのです。迷走神経については後で触れていきます。

ここは圧力や振動による刺激で性感を得やすいところです。これ、サクッと書きましたが結構重要なことなのですが、セックスの最中に激しくする人が結構多いと思うのですが、この理屈からすると、その必要ないんです。だって、性器と性器の摩擦で感じるところではなく、押圧や振動により刺激で感じる箇所なので。これ、世の中の早漏男子は絶対に知っておいてほしい情報なんです。突くにしても早さより押したり横に揺らしたりと刺激の加え方はたくさんあるのです。

ちなみに、この箇所の感度は個人差が出てきます。自律神経に加え迷走神経が関係しているからなのですが、サクッと言うのであれば「性的な刺激」が「気持ちいい」と脳が変換できるようになることがポイントになってきます。

個人差があるからいわゆる「中イキ」ができる人とできない人ってのがいるわけです。これ、できない人の方が圧倒的に多いのです。

あれ、ついに「脳」って言葉を出してしまった。
さ、次にいきましょう。

○迷走神経オーガズム

はい、ついにここまでやってきてしまいました。これができる女性は極々僅かと言っても過言ではないはずです。
身体のさらに奥深いところにある膣天井、子宮頸部いわゆる「ポルチオ」と呼ばれる箇所を刺激することによって得られるオーガズムです。

これはクリトリスへの刺激によるものとは明らかに異質なものです。なぜか?それは「迷走神経」が刺激の感覚を脳に伝えて行われるものであり、これがオーガズム時における膣や子宮の収縮にも関与していると言われています。

ここも圧力と振動により性感が発生するところで、脳が関与しているので脳が「気持ちいい」と感じていることが必要です。サクサクと書いてはいるのですがセックスと「脳」ってめっちゃ関係しているんです。

ちなみに、ここを指で刺激するとなるとかなり奥にあるので無理矢理するところではありません。男性器による刺激がベストだと僕は思っています。

<迷走神経とは?>
さっきから「迷走神経」という用語を連発してしまっているので、そろそろこれも説明します。

迷走神経とは脳神経の1つで、機能的には体性神経・自律神経のどちらも担っているものです。頭部、頸部、胸部、腹部、そしてほとんど全ての内臓に分布していて、感覚、運動、分泌を支配しています。
脳神経でありながらも腹部まで達していて、その抹消分布が複雑でわかりにくいので【迷走】と名付けられています。

もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、いわゆる「脳イキ」というのはこれなんです。迷走神経によるオーガズムなんです。これを経験した方は「狂うくらい気持ちが良い」「強烈すぎる快感」とも評します。

一般的には、性感の経験が浅い女性は何も感じなかったり、ちょっと痛みを感じる人もいるようです。

これはあくまで自分の私見なのですが、なぜ経験がものをいうのかというのは、臓器に走る迷走神経というのは副交感神経になるからだということです。副交感神経というのは、自律神経のうち「リラックス」だったり「安心」している時、ある程度心に余裕がある時に活性化されるものです。そういう意味で、ある程度の経験があることで、副交感神経が優位になりやすいからだと思っているのです。

膣天井や子宮頸部には感覚受容体はほぼないのですが、それでもオーガズムを得られるのは、迷走神経で子宮と脳が繋がっているからだと言われているのです。さらにこれを得るために必要なホルモンがあるとも言われていて、それは【オキシトシン】です。オキシトシンについてはまた触れていきますが、信頼関係ある人と一緒に触れ合うことが大事だと言われているので、迷走神経オーガズムを得るためには「信頼できるパートナー」が必須条件になってくるでしょう。

というわけで、今回は刺激の種類と、オーガズムも種類があるんだという話をしてきました。ただ闇雲に刺激を与えること、ピストン運動すればいいというのは間違いなんだということに気付いて頂けると幸いです。

男性も女性も、身体の構造を理解し、男性は女性の気持ちも理解し寄り添えるようになれば、さらに質の高いセックスライフを送ることができるはずです。

今回の投稿は以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。



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