センスとは。

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こんにちは、ばんますです。
前回のブログは「慈悲の瞑想」というテーマでお話させて頂きましたが、閲覧数もあまり多くなかったようで、タイミングが悪かったのか、原因は?ですが、私的にはよい内容でした。
記事作成をメインに行っておりますが、お題を自分で設けると、なかなか文章って出てこないものです。

承認欲求が無いわけじゃないんです笑
やはり、見てもらえたら嬉しいわけで、なおかつ、お力に慣れれば、それはそれは。
いろいろな関わり方がありますものね、ブログ1つをとってみても。
人それぞれですね笑

今日は「センス」についてお話ししてみようかと思います。

みなさんはセンスについてどうお考えでしょうか。
言葉のニュアンスからは、生まれ持った特殊な才能的な印象を受けるのですが、どうでしょう。

私は過去、地元の美大系予備校の講師を、アルバイトで務めさせて頂いた経験がありまして。で、実技を指導していると、センスという言葉、わりと使うことが多かったのですね。
高校卒業と同時に上京して、美大予備校に2年通いましたが、講師の先生に「センスいいね」とか言われた口で(自慢!)、模試とか定期的にあるのですが、紙立体の作品なんかはデザイン科で1位を何回か獲ってました(自慢!!)。
まぁ、学科ができない典型的なおバカだったので、志望する大学には入れませんでしたが泣

で、センスにお話を戻しますが、私は「センス」は決して生まれ持った才能ではない、と思うのです。
というのも、先程の紙立体に関しても、影の努力があったから、なのです。
センスは努力でカバーできる、これに尽きます。間違ってたらごめんなさい笑
アートでも音楽でもファッションでも、それから文章でも料理でも仕事に関すること全般でも、興味があれば、なんだって吸収できますよね。で、その力を自分に落とし込んで、丸パクリするのじゃなくて、この組み合わせはどうかな、とか、あんな風に作ってた人がいたな、とか、記憶を辿るんです。イメージする力ですね。
いや、それがセンスだろー!っていわないでください笑
記憶の蓄積や引き出しが多いほど、センスがよい傾向にあるというか。
いやいや、それがセンスだろー!っていわないでください、お願いします笑

で、紙立体に関しては、まず、学校が推奨している糊は絶対使いませんでした。水っぽくて手に付きやすくて嫌いでした。
速乾性のあるスティック糊や粘度の高いものを使用していましたかね。
で、このこだわりが何を生みだすかというと、「きれいな仕事」となるわけです。
作品は大抵ある程度距離をとって鑑賞しますが、その後、近くによって細部を観察するわけです。その時、遠くで見たらきれいだったのに、近くで見たら指紋や手垢だらけで汚いな、という指摘を受けるわけです。平面なら塗りムラとかにあたるでしょうか。
で、私は徹底的にその部分を排除したのですね、とにかくきれいに仕上げることに心血を注ぐというか。単なる神経質です、はい。
もちろん時間がかかることもありますが、その作業にかかる時間も逆算してて。
デザインのエスキース(下書き)にしっかり時間をかけておけば、あとはイメージとどれだけ近付けられるか、の勝負なので、製作に入れば作業は早いです。
だから、時間が余るときもありました。
調子に乗ると、高評価を得た同じような作品を連発するので注意が必要です笑

講師を務めていた時は、よく生徒さんに「センスは努力でカバーできるから」と声をかけていましたね。
自分の作品に納得できない子、分かっているけど結果が出せない子、そして、本当に目指す学校に入りたいという強い気持ちを持っている子には、とてもよく響いてました。
泣いてしまう子とかもいて、悔しいんだよな、自分に対して、って。
でも、そういう子はきちんと結果出しました。「気付く」のですね、ある瞬間。
私の行きたかった大学にも現役で合格したり、作家さんになった子もいたり。ホントに嬉しかったですね、自分のことみたいに。

センスに自信がない方、じっくり自分の記憶を辿ってみて欲しいのです。
あの頃、あれ好きだったな、とか、そんな感じで大丈夫です。
そういう引き出しが何個も見つかって、いろんなことに対応できるようになったら、自然とセンスいいね、みたいな言葉、頂くかもしれません。

あと、「センスわるぅ~」とか直接言う人、大体引き出し少ないですから。

最後までお読み頂きありがとうございました。
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