はじめに
GASが動かなくなったから修正してほしい、という案件がそこそこありますが、外注先の開発者と連絡がつかなくなった、というものがかなりの割合を占めているように思えます(あくまでも個人の感想です)。
稀ですが自作のライブラリを使用しているプロジェクトについて、ライブラリ本体を解析する必要があるときの小ネタです。
なお、本記事はQiitaで公開した記事の要約・補足版となります。
利用場面
他者開発プロジェクトのリファクタリングでライブラリ本体の解析が必要になった、ライブラリのスクリプトIDがわからないといったケースが考えられます。
まず、ライブラリが生存していることが大前提となります。
スクリプトIDを調べる
1. 当該プロジェクトのスクリプトエディタを開きます。
2. 左側の歯車ののようなアイコンで設定画面を開きます。
3. 「appsscript.json」マニフェスト ファイルをエディタで表示する にチェック。(画像1参照)
4. 「<>」アイコンをクリックし、コード編集画面に戻ります。
5. 「ファイル」からappsscript.jsonをクリックします。(画像2参照)
画像1:プロジェクトの設定画面
画像2:appsscript.json例
ライブラリを開く
以下URLの{SCRIPT ID}を先程調べたスクリプトIDと差し替えると、ライブラリ本体を開くことができます。
https://script.google.com/home/projects/{SCRIPT ID}/
※URLをそのまま記述すると「禁止ワード」判定されるため、一部を全角にしています。
当然のことですが、コピーを作成した上で解析しましょう。
誰かの役に立てれば幸いです。
設置サポート及びカスタマイズ相談
かなりニッチなツールが多いと思いますが、案件応募用にテスト開発したツール類など、カスタマイズ前提で開発受付いたします。
もちろん、そのまま利用するのも良いですし、プロジェクト内の部品として組み込んだり、本ツールに機能追加するなど、ご要望に応じてカスタマイズいたします。
当方にて出品中のサービスを介してのみ受付致しますので、お気軽にお問い合わせください。
GAS開発に関するご依頼やご相談も歓迎いたします。