分かるとできるは何が違う?

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学び
数学を学ぶ上で「分かること」はもちろん大切です。納得しないことには話は先へは進めません。当たり前ですね。
 その一方で授業では理解できても実際の試験になると成績が芳しくないという人も結構多いはずです。これはどうすればよいのでしょう?今回はこの「理解はできたけど試験では成績が今一つ」の対策を考えてみましょう。

 勉強は「頭を使う」ものと思っている人が多いのですが、実際のところスポーツに似たところがあって「やらなければ出来るようにはならない」ものなのです。スポーツの場合はやり方を聞いているだけでは出来るようにはならないのは誰でも分かるのですが、勉強となるとそのことは結構理解されていない気がします。
 では勉強の場合「やる」とはどういうことなのかというとズバリ「書く」ということに他なりません。これはどんなにタブレットなどを使って学習しても数学では「書いてみる」ことが力の向上に直結することは変わらないでしょう(このことは色々なことから確認されています)。

 ただ、数学に手を焼いている人は問題を前にすると「何から書いたらよいかわからない」「どこから手を付けるかわからない」という具合に書くべきものが頭に浮かばないという現実があるの事実でしょう。
 自分自身の中学高校時代は偏差値が36あたりから初めて最終的には70近くまで伸ばすことができたのですが、やはり36あたりにいると70という数字は遠い世界に思えるのですが、不思議と60辺りを超えてくると初めての分野も飲み込みが早くなるので勉強の効率も上がってくるので伸びやすく感じました。
 つまり最初に低迷を抜け出すきっかけはそれほど大切といえるでしょう。

 そんな、昔感じた勉強のコツが何らかのヒントになればと思います。

 そこで次回はそのきっかけとしての「重要なやり方」を紹介したいと思います。

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