20 審判

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占い
大アルカナの20番目、審判です。
対応する惑星は冥王星ですが、元々は純粋な火のエレメントとも言われています。

構図としては上下を二分する構図、つまり無意識的な直感を受け取る、あるいは自覚するような意味合いです。上の方が無意識、下の方が自意識となります。
このカードは全体的に新約聖書、ヨハネの黙示録にある終末戦争を描いていると言われています。このハルマゲドンは、新約聖書の中でも唯一予言的性質で語られており、今でも解釈の研究がなされています(正直、俺も分かりません……)。ですので、ここで話せるのはあくまでも一側面的でしかないというう事です。これは他のカードにも言える事です。
天にはラッパを吹いている天使がいます。これは天使ガブリエルをモチーフにしていると言われています。天使のラッパは復活の時が来たことを知らせる合図です。無意識の中に、チャンスの到来が来た事を意味します。
下の人たちは棺桶から起き上がり、天使の到来を喜んでいます。彼らは復活し、最後の審判を待っているのです。この結果で、彼らは復活するか、それとも悔い改める事になるか、決まるのです。
少し宗教じみた話になりましたが、このカードの理解にはこういう背景がある事も確かなのです。

ポジティブな意味としては、文字通りの復活。諦めかけたこと、もうやめていたことがまた持ち上がる事を意味します。
ネガティブな意味ですと、復活の希望が絶たれる、目途が立たないという事になります。

このカードは、個人的に一番と言ってもいいくらい難しいものです。じっくりと対話し、是非あなただけの解釈を見つけてください。
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