19 太陽

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占い
大アルカナの19番目、太陽になります。
対応する惑星は、同じく太陽になります。

中央に位置する子供は無邪気さ、天真爛漫さを表します。更に裸である事は、包み隠さぬ本心を意味します。他にも、可能性という意味合いも含まれます。
白馬は溢れ出るエネルギーを表します。白というのは、子供と同じくピュアな心を意味します。
そして子供は手に旗を持ち、白馬にまたがり、前に前にと前進しています。旗は目標やゴールを意味します。つまり、この子供は与えられた目標に向かうのではなく、自分自身が目標であり、主体的に行動しているという事です。
塀は遠景と近景を分け、自分の行動の裏にある背後の出来事を表します。ひまわりは地上の太陽とも言われています。それが見事に花開いている事は、目標以外の事も、順調に進んでいる、花開いているという事です。4つあるのは、火、地、風、水のエレメントであるとも言われています。
頭上で輝く太陽は、将来の展望を照らしています。広く先を見通せるという事です。11本の直線と10本の曲線を合わせると21になります。21世界という事を考えると、完成までの道が見える、あるいは既に調和されているというように解釈出来ます。
どのカードにも言える事ですが、画一的な解釈をするのではなく、道具や象徴の持つ意味を噛みしめ、それがどう表されているか、自分にはどう見えるかを考えるべきなのです。同じカード、同じ絵柄を見ていても、あなたにとっての意味はあなただけのものであり、他の誰とも一緒ではないのです。

対応する惑星は太陽。
占星術的には公の自分の顔、自分の目標という意味合いを持ちます。
まさに、この自分の目指す目標としての太陽が、このカードに表されているのです。

ポジティブな意味としては、明るく精力的な行動と意思の力。また社会的な注目を浴びたり、状況に光が差してきたりするような意味合いです。
ネガティブな意味ですと、行き当たりばったりや体面を取り繕いすぎて疲れが出るような意味合いです。

主体的という言葉はよく使われますが、具体的な行動としてどうすればよいのか、何をすれば良いのかは難しいものです。悩んで、試して、間違えて、でも歩き出す。その繰り返しの中に、太陽は登ってくるのです。
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