18 月

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占い
大アルカナの18番目、月のカードです。
対応する星座は魚座になります。

月に描かれている横顔は、人の内面やプライバシーを意味します。また、左側は占星術だと自分や内面を意味し、月のカードが自身の精神性、内面に目を向けている事が分かります。月の下には鬼火があります、鬼火は本当の火ではありません。つまり、漠然とした不安、形のない恐怖を意味しています。
これらは一対の塔の背後にあります。これは2女教皇や5法王で見たように、背後には霊的な力、神秘的な力が働いているという事です。
手前のオオカミと犬は鬼火に向かって吠えています。不安で移ろいやすく、警戒しているのでしょう。
手前の池からはザリガニが這い出ています。何かが起こる前兆のようです。
この不安の道を乗り越え、塔を超えるとなだらかな道になっていきます。それまでの道は険しいかもしれません。

魚座は12星座の最後になり、水のエレメント、柔軟宮になります。感情や気持ちを察しやすく、人の気持ちに寄り添えるタイプです。しかし、人との繋がりに依存しやすくもあり、ある種漠然とした不安に苛まれる事もあります。その漠然とした不安が対応でもありません。
しかし、これはインスピレーションとしても現れる事があるので、扱いが難しいものでもあります。

ポジティブな意味としては、この不安や妄想が消え、真実を見つけてきます。ネガティブな意味ですと、形のない不安、うつろいやすさとして表れます。嘘や誤魔化しという意味では、詐欺にも注意です。

日々形を変える月は、古来から人の生活に根差していました。この月の満ち欠けを見て暦を作ったり、方角をみる目安にしています。現代でも、満月の夜は犯罪が増えたり、潮の干満に関係があったりと、一番近くでありながら、変化の多い星です。
不安や恐れと対峙するには、とても勇気のいる事だと思います。ですが、そうしないと始まらない事もあります。
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