13 死神

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占い
大アルカナの13番目、死神です。
このカードの対応は蠍座になります。

白馬にまたがった死神がやってきます。馬は自分の使えるエネルギーを意味し、白色は純粋性、無垢を意味します。更に、左は占星術のハウス的には自己や内面を意味し、右は外界や他人との交流を意味します。
自分の中で生まれたエネルギーを、外に押し出しているかのようです。
死神が手に持つ旗には白色の薔薇があります。白色の薔薇は神秘を表すと言われています。他にも、脊髄の仙骨を意味するとも言われます。脊髄の仙骨は生殖機能などに関連があります。また、蠍座も生殖器に関連があると言われます。これらは、身体的な器官の問題ではなく「生と死」「終わりと始まり」を意味します。このカードの生死に直結するところです。
目の前にいる人々の中には、立派な服を着ている人もいます。しかし、死は貧富の差なんて関係なく、誰にでも平等に訪れます。それを、この図は表しています。
遠く、遠景には二つの柱と、その更に奥から太陽が昇ってきています。この二つの柱は女教皇等に見られるように、神秘性、背後にある霊的な動きを意味します。そこから登ってくる太陽は、新しいスタートを意味しているかのようです。

ポジティブな意味としては、仕切り直し、区切り、新たなスタートを意味します。
ネガティブな意味としては、単なる終わり、強制終了など、終わりにばかり焦点が当てられます。

終わるということは、すなわち始まるという事。終わりと始まりは一つのセットなのです。決着がつけられない、いつまでも悩んでいる時にこのカードが出たのであれば、すっぱりケリをつけるタイミングなのかもしれません。
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