チョコザップに半年通ってみた話。

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チョコザップ、みなさんのご近所にもあるのではないでしょうか。
最近は「普段着のまま筋トレ!」みたいなキャッチフレーズのCMが流れていますよね。

普段は市営ジムに通っている私ですが、コチラもずっと気になっていて。
一度市営ジムは休会し、こちらに半年前から通い始めました。

世界保健機関(WHO)のガイドラインによれば「少し息があがる程度の活動を1日60分以上、有酸素運動など強めの活動を週3日以上」が推奨されています。
適度に運動と筋トレはしたほうがええで、ということ。

気になっている方も多いと思いますし、ブログのネタになるし(?)チョコザップの体験談を書いていこうと思います。
チョコザップで検索するとアフィリエイト系のブログもかなりヒットしますが、当然私は一切お金は貰っていません。むしろください。


チョコザップ~良いところ編~

1.いつでも、どこでも

チョコザップのいいところ1つ目は、なんといってもアクセスの良さです。
「コンビニ感覚のジム」を銘打っているだけあり、都市部に立地が多い。
私の近所のところも、よく行くスーパーとコンビニのすぐそばにあります。
私の場合は夕方頃にお仕事が一段落したら、チョコザップでトレーニング。
その後にスーパーに寄ると、ちょうどお刺身が半額になっています。うれしい。

市営ジムはお世辞にもアクセスが良いとは言えず、トレーニングするためだけにジムの方向へ車を走らせる必要があります。
この差は大きい。

また24時間空いているのも、電話相談とは相性が良いといえます。
近所の市営ジムは21時ごろまでしか空いていませんが、チョコザップなら電話相談が終了した深夜にちょっとトレーニング…なんてこともできます。
土日祝も空いているので、思い立ったらすぐできるのはありがたい。


2.コストパフォーマンスがヤバい

チョコザップは年会費無料で月額3000円です。
比較対象となる市営ジムは月額6000円なので、半分の値段。
年間にすると36000円も差が出ることになります。

これだけでも大きな差ですが、チョコザップは脱毛器や歯のホワイトニング、セルフエステといった美容関係の装置も使うことができます。
家庭用脱毛器(ケノンみたいなやつ)なんて、あれだけで6万円くらいしますからね。

しかも入会すると特典としてスマートウォッチと体組成計が付いてきます。
スマートウォッチの出来は個人的にはう~ん…という感じですが、体組成計はかなり力が入っています。

体重・体脂肪・BMI・基礎代謝・除脂肪体重その他諸々を記録することができ、チョコザップのアプリとも連動しています。
アマゾンあたりなら5000円以上はするんじゃないかな?という性能。
これらの特典目的で入会することもアリだと思います。
(ただし体組成計は退会するとアプリとの連動機能が失われるので注意が必要)

その他、キャンペーンでペットボトルのお茶やカップ麺を配っていることもあります。
月3000円という費用対効果で見れば、ウチの市営ジムより圧倒的に優れています。
なんだかチョコザップの回し者みたいに思えてきた。




チョコザップ~個人的にアカンところ編~

1.暑苦しい

私がいつも通っているチョコザップは防犯のためか、常に窓を締め切っています。
そして日当たりを良くするためか、ガラス張り。

そのためドアを開けるとむわっとした空気があり、これだけでちょっとキツイ。
ただでさえ暑苦しいのに、設置されているトレッドミル(ランニングマシンみたいなやつ)に乗ってウォーキングやランニングしていると、汗がダラダラ。
ちょっと苦しいときもあります。

本来なら24時間いつでも利用できるはずなのに、あまりに暑い日は完全に日が沈んでから行くこともありました。本末転倒です。


2.無人ゆえの弊害

チョコザップには常駐するスタッフがいません。
見張る人がいないと、どうしても人は悪さをはたらきます。

フィットネスバイクのサドルがいつのまにかなくなっていたり、高さが調整できないようにめっっっちゃ固く締められていたり(なんでそんなことするねん)、店舗のそばにゴミがポイ捨てされたままのこともあります。

市営ジムなら手の空いているスタッフさんがこまめに清掃してくれるのでいつも綺麗なのですが、チョコザップはいつ行っても隅っこの方にホコリが積もっています。

そもそも窓を締め切っているのだって、無人だから防犯のためにそうせざるを得ないのです。
コストカットのために人を削減した結果のマイナス面を感じることは確か。

市営ジムのスタッフさん、暑いときはさり気なく窓を開けてくれたり、扇風機をつけてくれたり、掃除してくれたり…ありがたかったんだなと思えました。


3.メンテナンスが遅い

店舗にもよるのかもしれませんが、一度故障したマシンはなかなか修理されません。
私の通っていたところでは故障したまま数ヶ月放置され、そのあいだずっと「故障中」とプレートがかけられていたことも。

数か月前から各マシンにホワイトボードのようなものが付けられるようになり、客が直接、要望を書き込めるようになりました。
故障したままのマシンのボードを見てみると、「早く修理しろ」「いつまで待たせるんだ」「去年からずっとこのままです!」などの書き込みがあり、みんな思っていることは同じなんだな、と思ったものです。


4.有酸素マシンの取り合い


チョコザップではトレッドミルやエアロバイクのような有酸素マシンは一律で15分までの利用と注意書きされています。
しかし大体の人は守っていません。

しかも台数が少ないものだから、仕事終わりに皆が立ち寄る夕方など、早い者勝ちの空気があります。
私は時間は守っていましたが、なんとなく周囲から「早く代わってよ」という視線を感じる気がして、落ち着けたものではありませんでした。

結局どっちにしたのか

市営ジムに通っていたときは有酸素マシンの時間制限がそこまで厳しくなく、また空調も効いていたので、気分転換も兼ねて1時間くらいぼけーっと歩くことができていました。
それに市営ジムはいつ行っても涼しいし、広々として清潔だし、マシンのメンテナンスもしっかりしています。

ジムを運動の習慣と割り切るのならチョコザップかもしれませんが、気分転換のために行く場所として見た場合、個人的には市営ジムが勝ります。

スタッフさんと軽く会話して、大きな鏡の前でフォームを確認しながらトレーニングして、シャワーを浴びて、夜風に当たりながら帰る一連の流れが、自分にはとてもいいんですよネ。
というわけでまた市営ジムに戻ることに。

チョコザップに行ったから市営ジムの良さがわかり、自分が求めているものは何かという自省につながった。
そう考えるとチョコザップに行ってみた意味はあったと思います。


チョコザップが優れているのは確か

スタッフの有無、空調や清掃、マシンのメンテナンス頻度など、コストカットのために犠牲になっているところがあるのは確かです。
しかしそれでも月3000円で受けられる恩恵としては、他のどこよりも優れています。

また女性の利用者が多く、反対にトレーニー(ジムで筋肉を鍛えまくっている人たちの総称)は皆無。
「いきなりジムに行くのは抵抗あるけど、チョコザップなら…」という人でも入りやすい。

自分の求めるものに合わせた選択をしたいですね。
私はトレーニーたちの邪魔をしないよう、すみっこで筋トレに勤しむことにします。
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