こちらは「ココナラ電話相談をやってみた話⑫」の続きになります。
前回の記事はこちら。
ココナラ電話相談をやってみた話
13.初めての友人
ココナラでトップのランキング帯である50位以内に食い込んだはいいものの、失敗してしまった私。
その後は100位~200位の間をふらふらしていました。
たまに深夜にお電話をいただき、ちょっと睡眠不足な日もあるけれど、お客様からは高評価をいただけて、月の手取りも多ければ5万円くらい。
そんな現状に、ある種の満足感を覚えていました。
そんなある日、深夜に1人のお客様が。
それは同業の出品者で、「ちょっと雑談しに」というもの。
その方とは気が合い、その後もちょくちょく私と話をしに来てくださいました。
今にして思えば、悩みを聞くお客様ではなく、初めてココナラのなかで対等に会話できる存在でした。
以前にも同業の出品者さんがお越しになったことはありましたが、あのときは私が緊張して、肩肘張っていたのかもしれません。
同じ出品者とのフランクな会話は私にとっては新鮮で、とても楽しい時間だったのを覚えています。
お互いに、なんとなく似た者同士でもありました。
境遇も、いまいちパッとせず結果が出ていないところも、でもモチベーションはあるところも。
「お互いがんばろうぜ」と言い合える、当時は数少ない友人でした。
モチベーションがあるといっても、無尽蔵にエネルギーが出てくるわけではありません。
楽しいことや、息抜きも当然必要です。
私がこの時期を乗り越えられたのは、まぎれもなく友人のおかげでした。
そんな友人もメンタルに限界が来たことや、家の事情で働き方を変えなければならなくなったことから、去年のうちに引退。
最後はわざわざ私のところへ挨拶の電話をしてくれました。
今はココナラで得たスキルを活かして他の仕事で活躍しています。
ココナラのルールに則ってLINEや電話番号は交換しませんでしたが、引退した後もお客様として、たまに話を聞かせてくれました。
最後に近況を聞けたのはずいぶん前だけれど、元気でやってるといいな。
「便りの無いのは良い便り」と言いますしね。
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