こちらは「ココナラ電話相談をやってみた話⑥」の続きになります。
前回の記事はこちら。
ココナラ電話相談をやってみた話
7.アイコン、ブログ、ときどきお気に入り
ほとんど大したことは書けていないものの、ひとまず最低限のプロフィールとサービスページを作成し、その日から電話待機を開始しました。
それが、2021年1月4日。
この日が私のココナラ電話相談、デビューの日となりました。
当たり前ですが、待機を始めたからといって、お客様が早々に来るわけではありません。
「そうは言ってもさ……もしかしたら、もしかしてってこともあるし?なにかの偶然で誰かが電話してくれるかもしれへんやん?」
などと淡い期待を抱きつつ、ソワソワしていたのでした。
「そういえば、もし電話がかかってきたら、どうしたらいいんやろう。最初ってどうやって会話を始めたらいいんやろ。あのとき電話した1位の人、なんて言ってたっけ?覚えとけばよかった……」
そんなふうに、しなくてもいい心配をしていたことを覚えています。
しかし実際、そのときに来ていたのは「◯◯さんがあなたのサービスをお気に入りに登録しました」というメッセージのみ。
【よりみち解説】
~お気に入り機能とは~
ココナラにおいて他人のサービスをお気に入り登録するという行為には、2つの意図があります。
1つめは純粋なブックマークとして。
「いつか購入しよう」「また利用したい」そんな思いからの、文字通りのお気に入り。
2つめは営業行為として。
ココナラで活動している出品者が、他の出品者に自分のサービスをアピールするために行われます。
もしかしたら、これをきっかけに自分のサービスを見てくれるかもしれない。
そしてあわよくば、そのまま購入してくれるかもしれない。
そんな期待を込めた行為です。
お気に入りなのか営業なのか明確な区別はないため、決めつけることはできません。
ブックマークしたはいいけどいつのまにか忘れてしまうこともありますし、営業のつもりだったけどやっぱり気になって購入した、ということもあるでしょう。
しかし気持ちに余裕がなかった初心者時代、少しでも実績が欲しかった私は、「お気に入りもいいけど、できれば利用してほしいな」と思っていたものです。
今は全然気にしていませんけどネ。
「電話がきたと思ってスマホを見たらお気に入り通知だった」というのは、初心者あるあるです。
「最初の1人目のお客様がお越しになるまでに時間を要する」と見越していた私でしたが、ただ待っているわけではありませんでした。
おそらく出品者として最も重要になるであろう、アイコンとサムネイル作りに取り掛かっていました。
思い返せば私が先輩の出品者に電話をかけたのも、「ただ上位にいるから」というだけではなく、「サムネイルがハッと目に飛び込んできたから」という部分がありました。
最初に目で見て、興味を持ち、それからクリックして詳細を知る。
言葉であれこれ言うよりもまず、視覚情報でアピールする。
まさに百聞は一見にしかず。
他に武器のない私にとって、売れっ子の先輩たちに追いつくために、「印象に残るアイコンとサムネイル作り」は必要不可欠でした。
そしてそのかたわら、ぽつぽつとココナラブログの執筆も開始。
これもある意味、実績作りです。
現実世界で特筆すべきアピールポイントがない私は、ココナラのなかで実績を築いていかなければなりません。
つまり「あかつきはこういう人なんですよ」と、知ってもらう必要があります。
そんな偉そうなことを言いつつ書いていたのがこんなやつなので↓、我ながら適当だなと思いますけどね……!
文章を書くことについて素人の私ですが、現在に至るまでに、気づけば100記事ほど掲載することに。
自分の気持ちを文章化する練習ができたことは、結果的によかったと思っています。
その下積みがなければ「ココナラ電話相談をやってみた話」など、書く気になれなかったでしょうから。
一応は電話待機しつつ、アイコン・サムネイルを作成し、たまにブログの執筆・投稿。
しかし待てど暮らせど、お客様はお越しにならず。
たまにスマホが鳴り「電話きた!?」と思って画面を見れば、「◯◯さんがあなたのサービスをお気に入りに登録しました」の通知。
私はなんとも言えない表情でココナラの設定画面を開き、「お気に入りに登録されたときに通知する」というチェックボックスから、そっとチェックマークを外したのでした。
パート⑧はこちら。