ココナラ電話相談をやってみた話⑥

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コラム

こちらは「ココナラ電話相談をやってみた話⑤」の続きになります。
前回の記事はこちら。




ココナラ電話相談をやってみた話
6.持たざるものの戦い

自分にはアピールポイントとして書けることが、ほとんどない。

しかしあらためて先輩方のプロフィールや商品ページを見てみると、あることに気がつきました。

それは「意外と現実世界での実績や、成し遂げたことを書いている人は多くない」ということ。

男性のなかで1位だった先輩も、プロフィール・商品ページともに、意外と質素なものでした(失礼)。

他の先輩方のなかには、自身の経歴を一切明かさず、アピールポイントも全く書いていないという、一風変わった方までいらっしゃいました。

ではなぜ、その方たちは売れているのか。

それは「今までの実績があるから」に他なりません。

販売数がずば抜けており、数百件から、多い人は千件以上。

お客様からの評価も満点である星5ばかりで、寄せられたコメントも「とてもよかったです。また利用させていただきたいです。」といったもので占められている。

つまりお店でいうなら「行列が絶えないラーメン屋」のようなもの。

その店がどんなものかはわからないし、どんなラーメンが出てくるかもわからない。

でもいつも行列が絶えないから、「さぞかし美味しいんだろう」ということはわかる。

中身がどんなものかはわからないけれど、客が客を呼んでいる状態。

だからこの傾向の先輩方は、「現実世界での実績がないか、あえて公開していない。その代わりにココナラのなかで地道に評価を積み上げてきたタイプ」であると言えます。

その一方で、現実世界での実績をしっかり記載されている方もいらっしゃいました。

すでに実績を積んだ状態でココナラをスタートしているから、最初からお客様が付きやすい。

始めてから売れるまでに時間がかからないタイプ。

そのように考察しました。

自分はどっちだろう。

言うまでもなく、前者。

だから、今から実績を積み上げなければならない。

これは始めの1件が売れるまで……つまり最初のお客様にお越しいただくまでに、かなりの時間を要する。

ゼロからイチが、最大の難関。

おそらく今までに挑戦した初心者たちも、ここでふるいにかけられて諦めたんじゃないだろうか。

そう思いながらも私は、必死にしがみつく気持ちでいっぱいでした。



パート⑦はこちら。

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