占ってみた フィンランドとスウェーデンのNATO加盟は実現するか

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占い
こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回はフィンランドとスウェーデンがNATO加盟を達成できるかを占ってみ
ました。
ロシアのウクライナ侵攻だけでなく、中国の動向によって世界全体が影響を
受けています。
フィンランドとスウェーデンは従来の中立政策を捨て、NATO側に立つ決意
を見せました。
この両国は北欧にあって、昔からロシアとの間で緊張した関係を持ち続け、
フィンランドは第二次大戦時にもロシア(当時はソ連)との間で戦争があり
、戦後も東西冷戦の中でどちらにも属さず、ロシアとの関係も維持した戦略
を取り続けていました。
スウェーデンも中立を自国の政策とし、東西との関係には注意を持ってバラ
ンスを取ってきました。
そんな中で自国防衛のためにNATOへの加盟を選択しました。
対するロシアだけでなく、加盟には全加盟国の了承を要するため、反対する
トルコの動向が注目されています。
北欧は難民救済などの関係でトルコと緊張関係にあり、ことある毎にトルコ
からの妨害を受けています。
そうした中で両国は希望通りの形でNATO加盟を果たせるのかを占ってみま
した。

写真は鑑定の結果となります。
左側が現在のフィンランドとスウェーデンの状況、真ん中がNATOや関係す
る国々の状況、右側が結果となります。

まず現在の両国の状況ですが、ダイスは天王星を示しています。
天王星は明るさや変化、独立や創造、直観や逸脱、反逆といった意味があり
、予想外の展開や変化を表して自分の意志から離れた状況を表すとされてい
ます。
これはこれまでの中立政策を維持できない、第二次大戦前のような不穏な状
況や、予想もしなかったロシアの動きや消極的ながらもロシアを支援する中
国などの動きなど、今までなかった環境に戸惑っている両国の状況が現れて
いると言っていいでしょう。
選択肢として、中立はあり得ず、経済や政治や文化の体制を守るために、集
団的な防衛に入らざるを得ない選択をしていることを意味します。
彼らにとってはその他の選択肢は残念ながらなく、その選択肢によって平和
が維持されるという考え方に変わってしまいました。
大きな変化が既に目で見える状況になり、国民のNATO加盟意識も賛成が多
数派となっています。
こうした動きはもう覆すことはできず、両国は何とか加盟実現をすべき色々
な妥協を行っていくことになります。

次にNATOや関係する国々の状況ですが、ダイスは天蠍宮を示しています。
天蠍宮は核心や反権力、極めるや解決、精神力といった意味があり、激しい
感情を内面に隠し、独占力が強い一面を示すとされます。
NATOは既にロシアや中国を共通の敵として定め、対抗する意志を持ち、日
本や豪州などとの連携を模索し始めています。
また、ロシアや中国など対抗される側も西側への脅威や反感から対抗心を剥
き出しにしています。
いずれにしてもこの傾向はしばらくは変化しません。
また、NATO内部でもロシアや中国への近さは大きく差があり、融和的な考
え方の国もあれば徹底的に戦う姿勢を見せる国もあります。
トルコやハンガリーなどはロシアとの融和姿勢を見せていますが、旧東欧圏
のポーランドやバルト三国は強硬的な反ロシア姿勢を見せています。
まだ表立ってはNATOと中露の対決までに至ってはいませんが、今後はNATO
内部でも亀裂が大きくなっていく可能性が高まります。
おそらくは主導権争いというよりもトルコなどロシア融和派の動きがNATOの
動きを決めていき、中露もそれをうまく利用した心理戦を仕掛けてくるのでは
ないでしょうか。

次に結果ですが、ダイスは数字の10を示しています。
数字の10は場所や社会的な位置、信用やライフワークといった意味があり、
他者に示す行動や友人との関係など友好性を示すとされます。
結果としては両国のNATO加盟を止めることはできず、トルコも大きな自信の
影響もあって、エルドアン大統領が地域大国として力を発揮しにくい状況を
迎えつつあります。
そうした中で、NATOは欧州の集団防衛組織として更に強固な体制に移行して
いくことになりそうです。
トルコの影響力ダウンは大きな要素になりました。
また、ロシアのウクライナ侵攻も更に泥沼化し、ロシアの欧州への脅しもこれ
から更に増していくことは否めません。
結果的にロシアは自国の状況を自ら不利な状況に持っていき、自らの最大の敵
であるNATO・欧州を結束させてしまう結果にしました。
既に従来の南側と呼ばれる発展途上国も加わった、複雑な力関係は今後も更に
複雑化していくでしょう。
その中で、NATOは結束して対応することで、域内への戦闘拡大を排除して、
平和と秩序を維持する方向に向かっていきます。
既にフィンランドとスウェーデンを止めることはできず、仮にロシアが停戦
に従ったとしても、両国の加盟は止めることへ何ら影響しません。
結果としてロシアは外交的な敗北を喫したという形になっていくでしょう。

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