こんにちは!
アラフィフ塾講師のdainarです(笑)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長が辞意を表明されましたね。後任はJリーグの初代チェアマン、Bリーグでも辣腕をふるわれた川淵三郎氏とのこと。色々といわくつきの大会となりそうですね・・・
さて、今回は【拡張機能】の学習をします。
モジュールを読み込むことでPythonに新しい機能を追加することができます。
目次
1. モジュールとは
2. 「as」でモジュールをインポート
3. 「from」でモジュールをインポート
モジュールとは
Pythonには「基本機能はシンプルに、応用的な機能はモジュールに持たせる」という設計思想があります。モジュールとはカンタンにいうと”機能がたくさん詰まった関数集”のようなものです。
利用する際には「モジュールを読み込む」という操作が必要です!
モジュールを読み込む操作は「import(インポート)する」といいます。
では、さっそく具体的に見ていきましょう。
※>>>は【インタラクティブモード】になっている目印ですよ!
import文をつかって calendarモジュールをインポートした後にprint文をつかってカレンダーを表示しています。
さらにモジュールは一度インポートすれば「calendar. 〜」とモジュール名にドットを付けた形で何度でも呼び出すことができます。
※ここではcalendar.monthとすることで(XXXX年, X月)を表示している
『2050年の1月』のカレンダーもバッチリ表示されていますね!
「as」でモジュールをインポート
asを使うとプログラム上では”好きな別名”で記述できるようになります。
「import calendar」として読み込んだときは「calendar. 関数名」のようにして実行しますが、同じ命令をasを使って書くこともできます。
import calendar as c
とすると、これを「c」という名前で参照できます!
ご覧の通り「c」という名前で『2100年1月』のカレンダーが参照できましたね!モジュール名が長いときに便利なテクニックです。
「from」でモジュールをインポート
もう一つは「from」を使って記述する方法です。
calendarモジュールの中から関数「month」だけが読み込まれましたので「month(西暦, 月 )」と記述するだけで『2200年1月』のカレンダーを参照することができました!
※西暦何年まで表示できるんでしょうね???
Pythonで提供されているモジュールは多種多様です。
”目的の操作をしてくれるモジュール”を見つければ、とても短いプログラムで、その目的を達成できます!
独学の基本でもある「迷ったらググる」・・・
インターネットで「Python モジュール 便利」などでキーワード検索するといくつかヒットするはずです。
プログラミングに慣れてきたらモジュールを活用し、あなたオリジナルのプログラムを組んでみてください!そして私にも教えてください♪
その日を楽しみにしています。では、また次回!
※参考図書=『いちばんやさしいPython入門教室』大澤文孝(著) ソーテック社