40代塾講師の「ほぼ独学プログラミング日誌。」7

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こんにちは!
塾講師のdainarです。
あっという間に1月も終わりですね・・・
受験生にとっては残り1ヶ月、ラストスパートだっ!

目次 
1. for ループをまわす?
2. for構文
3. Range関数

for ループをまわす?


前回お伝えしたように今回から少し長めのプログラムを書いていこうと思います。くり返し実行を行う『for』構文です。

プログラムを書いていると同じ処理を何度もくり返し行いたいことがあります。
例として、1から5までの数字を順に表示したいとき、次のような記述が考えられます。

for1.png


では、100まで表示したいときには、どうしたらいいでしょうか?

for2.png

このように100行も記述するのでしょうか?
これは現実的ではなさそうですね・・・

そこで、どのようなプログラミング言語にも『くり返し実行する構文』というのがあります。

for構文


指定した回数だけくり返すとき、よく使われるのがfor構文です。
「指定する値の列」を1つずつ取り出してきて、それが尽きるまでくり返す操作を行います。

代表的なものは「リスト(List)」という値で、リストとは「値をカンマで区切って列挙し全体を[ ]で囲ったもの」です。
では実際にfor構文を使って「5回くり返す例」をsample02.pyファイルに書いてみましょう!

まずPython3.9フォルダの【IDLE】をダブルクリックで開き、「New File」に記述していきます。
※「# coding:utf-8」というのは”文字が正しく表示されないのを防ぐおまじないのようなもの”と思ってください。

for3.png

sample02.pyという名前を付けて「ドキュメント(書類)」フォルダに保存。

for4.png


save(保存)ができたら「File」→「Open」から「sample02.py」を開き、「Run」→「Run Module」を実行すると

for5.png

はい、計算結果が表れました!
面倒なくり返し作業もPCなら文句を言うこともなく処理してくれるんです(笑)

Range関数


さらに【range】という命令を使うとリストの中の数字を[1,2,3,4…98,99,100]と書かずに「range(1, 100+1)」と書くことで同じ結果を得ることができます!
range(始点, 終点)という意味。
range1.png


※「range(1, 100+1)」と最後に1を足すのはrange関数は「1から数える」のではなく「0から数える」ことを目的として考えられているからです。
なので始点を書かずにrange(100)と記述してみると

range2.png

「0」から始まっていますね!
ここでrange関数についてはこれ以上詳しくは述べません。
プログラミングに慣れてきたらご自身で調べてみてください。

もっと大きな数で試してみるとその”ありがた味”がわかると思いますよ。

さて、プログラムを構成する『6大要素』のうち①計算機能 ②変数 ③くり返し を学んできました。
次回はもう一つの”くり返し”構文である『while』構文について学習をしますね。

それでは皆さん、また(╹◡╹)/

※参考図書=『いちばんやさしいPython入門教室』大澤文孝(著) ソーテック社


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