ユニットバスの窓有り?無し?問題

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今回はユニットバスの窓は必要か?必要じゃないか?問題について解説します。
ユニットバスの窓の有無は、かなり質問数も多く悩まれている方が多いのが事実です。こちらの記事を参考にして下さい。設置を検討する際には、各種メリットとデメリットを天秤にかけて判断下さい。各人によって優先する項目は異なりますので、どちらが正解かは有りません。
以下に、ユニットバスに窓を設置する場合と設置しない場合のメリットとデメリットを、詳細に解説いたします。

≪ユニットバスに窓を設置する場合≫
●●メリット●●
1. **快適性**
   ・ 自然の光が入ることで、バスルームが明るくなります。北東や東面にユニットバスを配置した場合、朝にシャワーなど入る際自然光で明るい状態で入ることが出来ます。窓が無い場合外が明るくとも照明が必要です。また、夕方の時間など外の日没の状況を感じる事も出来ます。夜しかお風呂に入らない方はあまりメリットとは言えません。
   ・窓を開けて通風を取ることが出来ます。特に湿気の多い夏場など、窓を開けることでバスルーム内の湿度を下げ、カビの発生を防ぐことが可能です。
2. **景観・心地よさ**:
   ・ 窓からの風景や季節の移ろいを楽しむことができます。緑豊かな景色や都市の夜景など。※こちらは建物の配置上、プライバシー性が保たれた窓配置の場合限定です。

●●デメリット●●
1. **断熱性**
   - 窓があると特に冬場に冷えやすくなります。
2. **プライバシー**:
   - ユニットバスに窓有りの場合、必ず型ガラスにすると思います。しかし、意外と知られていないのは型ガラスは透けるという点です。型ガラスの近くに近寄ると外から思ったよりも見えてしまいます。また、夜の何時ごろお風呂に入っているなど、外から生活リズムなども分かってしまいます。
3. **セキュリティ**:
   - 窓は、不正侵入のリスクを増加させる可能性があります。ユニットバスは1階北側などに配置するケースが多いので、窓が有ることにより防犯性は落ちると言えます。
4.**清掃性**
・窓が有ることにより、窓ガラスのゴムパッキンやハンドルなどの金物の隙間にはカビが発生しやすいです。定期的な清掃は必要です。

≪ユニットバスに窓を設置しない場合≫
●●メリット●●
1. **断熱性**:
   - 窓がないため、外部の温度変動から室内を守ることができます。これにより、冬の冷え込みや夏の暑さから室内を保護し、エネルギーコストを抑えることができます。
2. **プライバシー & セキュリティ**:
   - 窓がないので、外部からの視線や不正侵入の心配がほとんどありません。
●●デメリット●●
1. **快適性 & 清掃性**:
   - 窓がないと湿気がこもりやすく、カビやヌメリが発生しやすくなります。
しかし、現在のユニットバスメーカーの考え方として、換気は浴室入口ドアから風を換気扇で抜くという設計をしている為、窓を閉め切っているからと言ってカビが極端に発生するわけではありません。浴室換気扇を回しておけば大丈夫でしょう。
   - 自然光が入らないため、照明に頼ることになり、閉鎖的な空間となりがちです。

**結論**:
ユニットバスに窓を設置するかどうかは、住宅の位置、方向、周辺の環境、そして家族構成や生活スタイルによって変わります。もし、日常の中で自然の光や風を感じることを優先したい場合は、窓の設置を検討する価値があります。一方、断熱性やプライバシーを重視する場合、窓を設けない方が良いかもしれません。上に上げた項目でどの項目が欲しいか?または要らないか?で、取捨選択してお選び下さい。

ちなみに私の自宅は窓有りです。
良かった点は、朝や昼にお風呂に入る際に照明無しで明るく、特に朝は太陽の光で時間を認識できます。
悪かった点は、ユニットバスの換気扇で換気している為、窓を開けることは年に10回以下です。窓の網戸は無しにしても良かったと思っております。
↑個人的見解ですので、皆様検討下さい。
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